認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「介護」の型にはめないサポート、とか

ひゃっほー、9月が始まりました。
寒いのが待ち遠しいので
これから毎日小さな秋ごっこしようと思います。

日課の夕方Alexa呼びかけ。
ちょうど夕方の散歩から帰った母。
「母さんは体力があるからいいですね」と水を向けると
「うん、歩くの大好き!」と話が止まらなくなりました。
毎日うまい具合に何かを讃えてあげられたらいいなぁ。
今日はうまくいきました。

「早くみかんの季節にならないかなぁ~。ひと山200円のを2つ買って帰るんだ」。母の冬への憧憬が、今日のちいさな秋かな。
散歩のルートには3コースあって、
公園まわり、町内まわり、みかん山まわりがあるんだそうです。
※介護帰省時も、私は母の散歩に同行したことがないので知らないのです。


母に夏と冬とどっちが好きか聞いたら
「冬! 寒くても歩けば暖まるから」と即答でした。
元気でよろしい。


Twitterでみなさんの介護のご様子を伺ったり、
専門家のサジェスチョンを伺ったりして、
「そうだな、母には母にふさわしいサポートがある」
と、捉えられるようになりました。
ようやくですけど。

母のからだの状態、こころの状態にふさわしいサポート。
「ふつうはこうだから」に私自身が縛られないサポート。
母の個性を大切にしてあげられるフォロー。
ごく当たり前のことなんですが、私には大きな気づきでした。
転ばぬ先の杖ばかりやってもしょうがない。
母自身をちゃんと見よう、観よう。ミクロに、マクロに。
そんな感じ。
本人の要望と方向性、気質、体質、
時期(認知障害や持病の進行具合、できること・できないこと)、
地域性、私の都合……などをバランスをみてシェイクして、
都度答えを出す感じでしょうか。
私自身の柔軟性は大事だな。

だからといって、
ならぬものはならぬのですがw。

 

今朝は雨降りで、レインポンチョをかぶるので、蚊取り線香も虫除けもせず近所の神社に出かけました。
帰ってきたら外に出ていた手の甲だけボッコボコにされてました。まだまだ夏が続きます(大汗 まあいい。