認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

がんなの? イボなの? びろうな話で恐縮です

遅番で訪問介護の日でした。
朝のAlexaのときに母から
「フク、ヘルパーさんの連絡先がわかるなら
うちの前で道路工事をしていて、
ヘルパーさんが車で入れないかもしれないから、
公民館の駐車場に駐車してと伝えてくれる?」。
素晴らしい気遣いと判断、私がシビれるやんか!
事前にヘルパーさんにご連絡することで、
おそらくスムーズにコトが運びました。やるやん、母さん。

「公民館に車とめました」とヘルパーさん。母さん、やるな。

 

ところで先般の介護帰省時、土曜の入浴サポートのときのこと。
母に「ここがかゆい、見て」と言われて確かめたお尻部分は、
年齢で垂れた皮膚が左右で擦れてすりむけている模様。
お気の毒です。ワセリン塗布でしのぎました。

もうひとつ「これなんだろう?」と言われた
恥丘(外陰)のオデキに息を呑みました。
オデキ、悪い顔な気がするけど!?


患部画像。グロいので小さくしておきます。でも探している人には大切な情報なので置いておきます。クリックしたら鮮明な画像になると思います。お勧めしません。

とりあえずうすーくワセリンだけでその場をしのぎ
撮影して記録に残しました。ドキドキドキドキ…。

 

翌日帰京し、とりあえず、月曜朝一で、東京のかかりつけ皮膚科医を訪ね、
画像を診てもらいました。
ウルトラCですけど。背に腹は代えられぬので押しかけたら診てくださいました(画像を)。

皮膚科医、しげしげとご覧になってから
「もちろん、ちゃんと病理診断しないと的確には言えないけど
これボクはイボだと思うけどな」

それを聞いてほっと一安心しました。
なるほど、オデキと地の部分の境目はハッキリしているし
ということは皮膚がんの線は薄いのか。

「デリケートな部分ですけど、実家そばで
母が受診するのは皮膚科でいいでしょうか?

と尋ねたら、「これは皮膚科の領域です。大丈夫」と言われました。

 

ケアマネさんに事情を伝え、
実家エリアでよい皮膚科(母に向く、認知症にやさしい先生)を
紹介していただけるように依頼しました。

これから毎日、私がTDEを送り倒して、
次回帰省までにオデキが小さくなっていたら、
母が「行かない💢」とごねて行かないことになってもまあ大丈夫。
ただでさえ病院嫌いなのに、陰部の受診はイヤなのは、わかります。
※わかりやすいがんなのに、受診が後手後手で進行してしまうのが
 外陰がんなのだそうですよ。気になったら受診しましょう!

さて、夕方のAlexaです。
東京我が家の新入りさん「ニーサンちゃん」を画面越しに紹介したら
ガッツリ食いついてきた母。
「あらー、あなたいいところにもらわれてきて良かったわね」。

母、やはり、わかりびとです。