高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

高齢母の多動炸裂_愛情薄い私

介護帰省中は、自分の仕事はなかなか満足にできません。
料理するのも片付けするのも、自分の手が遅いということもあります。
正直に言うと、たぶんのろい(汗。

洗濯物を取り込み、たたんで仕分けしたあとで、
「さあ、もうひと頑張り、お仕事やるぞ!」
と、トイレに寄ってから自室に戻ったら、
母がボーリングのピンのおもちゃを両手に待ち構えていました。
「遊ぼう」


遊ぼう、ですとぉ!? この私に!?
「母さん、ごめんなさい、今日はもう自分の仕事をさせてほしいんです」
「あら、そうお? そうね。お仕事はしなきゃね」

と言いながら、おとなしく退出してくれるかと思いきや、
私の部屋のドアを大太鼓に見立てて
ボウリングのピンのおもちゃをバチ代わりにしてドアを叩きながら
唱歌「村まつり」を高らかに歌い始める母。
突っ込めず、放心状態で見守る娘。
目線は私に送られています。

ややあって、
「いい加減にしないとお父さんに叱られちゃう」
と肩をすくめて、母は叩くのをやめました。
まあね。部屋のドアをガンガン叩いているわけですから、
父さんならたしなめるでしょうね。
父が隣の部屋にいるみたいに、あまりに自然な感じでした。
これはいい話なのか、認知症進んでいるのか(汗

ちょっとそんな気はしていたんですが、
亡父は(推定HSP。30年前に還暦で没)ADHDの母を相手に、
結構気苦労が絶えなかったろうなと思いを馳せたことでした。
いろいろな夫婦の愛のかたち……。

 

ところで、朝食後、静かだったのでのぞいてみると
新聞でキャラクターの衣裳デザインの公募を見つけ、
母が一心不乱に絵を描いていました。
……母さん、いいもの見つけましたね。

「ねえ、どっちがいい?」と言われたので
「下は昭和ですね。現代なら上では?」と意見を伝えました。

結局、下が採用(なぜ私に聞いたのですか😭)。
母はさっさと葉書に清書をすませ、
私が気がついたときにはすでにポスト投函を終えていました。
新聞記事には、必要書類として、
「応募用紙を同封のうえ……」とかいろいろ書いてありましたが(汗
葉書に書いていいとか、ひと言も書いていません。いいのか!?
しかも、こちらの名前はちゃんと書いたのか???
「いいのよ。
届いたら向こうの方がよきようにやるわよ」
と母。
剛気です。それはそうにちがいありませんが、
なんだか、お手間をおかけすることになってすみません、ご担当者さま。
こんな葉書が届いたら驚くだろうな。
どうせなら、チコちゃんの投稿葉書みたいに年齢書いたらよかったですね。

今日のこともそうですが、実家でも自宅でも
「自分、愛情薄いなぁ~」と感じることが時々、いや、よくあります。
薄いなら薄いなりに、できることをすればいいのだと
最近は開き直っています。落ち込んでいるのももったいなくて。
自分愛は厚いので。

 

まあいい。