夫、肺がん術後の1カ月間の自宅療養期間を経て、
職場復帰から1カ月。
おかげさまで、すこぶる順調に経過しています。
咳はあるものの、少しずつ減ってきています。
声が昔の夫の声に戻ってきました。
術前は、のどに膜が張っているように感じていたのですが(私が)、
それがなくなって(本人は全く自覚なし)、
私はきわめてうれしいです。
夫の声を聞きながら、私が勝手に、
危険信号を受け取ることも、もうありません。
すっかり落ち着いています(私がw)。
先日夫が、
職場の同僚女性から言われた言葉を喜んでいました。
✔術後、目が開いてイキイキしているように見える
✔声がよくなった(ほらね!)
カミングアウトしているので
職場のみなさんにお気遣いいただいています。
そんな中で、
彼女の、ただ前向きなお褒めの言葉はことのほか響いたようです。
人によって、場合によって、
“響く”言葉は変わりますが、私も
彼女のような言葉の使い方ができればいいなと思いました。
さり気なく寄り添うように言葉を使えたらいいなぁ。
常々、会話のなかで(がんサバイバー相手に限らず)
「ホント」と「でも」を極力使わないように気をつけているものの
つい言っちゃう。封じきるのが難しい。
「頑張れ」は言わずもがな。
最近は「大丈夫?」も使わぬように心がけています。
「大丈夫?」と使いたいシーンで、
言われた人が全く大丈夫なことはあまりないく、
「生きてるから大丈夫やけど、気持ちは大丈夫ちゃうし」
みたいなのが多いよなぁと気になって。
これもなかなか難易度高いです。
母は元気。
「肩甲骨の下あたりが青あざなので湿布を貼りたいのに
全然貼れない💢」と嘆いていました。
母さん、お洋服は全部脱がないと、背中のほうに貼るのは無理だと思うんです…。
私が帰省するまでもう少しだけ待ってて…(汗
日曜日のAlexa別れ際に、なんの気なしに、
小さな子どものときみたいに、
「母さん、だーいすき!」と言ってみました。
母がめっちゃうれしそうでした。
そうか。そんなにうれしいか。
これからもう少し、好き好き好き好き言いますよ。