認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ヘルパーさん来訪21回目_その後ガスコンロトラブル

写真はイメージです。2021年6月の母。たかだか2年前なのに、母、なんだかすごく若く見えちゃうぞ!

たいへんスムーズに、訪問介護のヘルパーさんを
お迎え&お見送りできて、ホッとしたのもつかの間、
スマホに、不穏な母から着信が。
「ヘルパーさんがさわってからガス台が壊れた。
火が点かなくなって、赤いランプがピカピカしてる」。

「母さん、それはヘルパーさんが壊したのではありません。
ガス台の電池切れです!(大汗」


ガス台のピカピカライトが点灯しているところのフタをはずし、
新しい電池を替えるように説明したら、なんとかフタを開けた母、
「おかしい!! 電池は入っているのに 
動かない! 壊れた!!!」

「壊れてるのは母さんですから!!」
と突っ込みそうになるのをゴックン飲み込みました

落ち着いて、言葉を尽くして説明し、
電池の保管場所まではなんとか誘導し、
新しい電池を、指定の場所に、プラスマイナス正しく入れるなんて至難の業で、
キッチンですったもんだしています。
しまいに「入れたのにできない💢」と癇癪を起こした母、
娘が止めるのも聞かず、ご近所夫さんを呼びにいってしまいました。
…ある意味、すごく正しい判断だと思いました。

Alexaつないだまま、「お世話になりま~す!」と呼びかけるも、ご近所夫さんはいつものようには現れませんでした。どうしたんだろ。まあいい。

ご近所夫さん、緊急来訪。
電池入れるだけの問題なので
すぐに直していただけました。お顔は拝見できないままで
「ありがとうございました」とAlexa越しに声だけでお見送りするも、
そのあと母が使おうとしたら、また火が点かず、
もう一度、ご近所夫さんを、お呼びしてしまう羽目に…。
都合二度もお越しいただくことになり、たいへん申し訳なかったです。
また、速攻で直りました。
――かあさーーーーん。
まあいい。
ご近所夫さん、きっと迷惑そうな顔もなさらず、
快く対応してくださり、ありがたい限りです(私には見える、心の目でッ)。


少し気になるのは、
ガスコンロの電池を私が替えたのは、
たしか3カ月以内のような気がするのです(メモしとくんでした)。

 

赤のランプが点滅して点火できなかったのは、電池切れではなく、
もしや安全装置が働いていたせいではないのか?
母が使おうとしたのと逆側の立ち消え防止が作動して
スイッチが入らないようになっていたのでは!? 
まあいい。
未来永劫の実家の火の用心、家内安全を、ひらすら祈ります。

さて、日課の、夕方Alexa呼びかけ。母は今日も絶好調。

夕方の日課Alexa呼びかけで、朝のガスコンロの話になりまして。
そこで初めて
お越しになったのは、ご近所夫さんではなく、
隣家夫さんであることが判明!
衝撃でした。
隣家夫さんは、
さほど懇意なおつきあいがあるわけではなく、
実家にあがっていただくのは初めてです。
道理で、Alexaで呼びかけても、ノリがよくなかったはずです!!
なのに、母に押しかけられて(しかも2度も)、
夫さんがどれほど気が重かっただろうと推察すると
申し訳なさでいっぱいです。
軽くめまいを覚えながら、実家隣家の妻さんに、
お礼とお詫びのメールを入れました。
これも本当に快くお返事くださって…
ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて…