認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、ごきげんのベースはまず「おいしい」

日々食べるものって大切だなぁと、母を見ていて思います。
もちろん人によるとは思いますが
母は認知症でも、おいしいものがあればごきげんです。

日曜の夕方のAlexaトーク日課)では
「おいしそうなリンゴを、コンビニで買って来た」とアピール。
実家冷蔵庫にはリンゴが3つは入っているのですが、まあいい。
さらに、「コンビニで買ってきたみたらし団子がすごくおいしい❤」

母がみたらしを買うのは珍しいので、ここぞとばかりに、
「新しい味に挑戦して開拓するのってすごくステキですね!!」
と讃えると、見せるだけでは飽き足らず、

カメラの前でもぐもぐのデモンストレーションがスタート。


もぐもぐしながら続けてしゃべろうとするので

「やめて! おしゃべりしないで!! 
食べるのに集中してください、母さん!!!」
と叫ぶも、全然効果なく、ごきげんにしゃべろうとするので
思わず一方的に通信を切りました。

 

こわいわー。
みたらし団子をうっかりノドに詰まらせるとか、シャレならんわー。
90歳ですもの、突発的にそんなことが起きないとも限りません。ドキドキしました。
食べるは食べる。しゃべるはしゃべる。別々に!!
ちなみにこれは、肺がん術後の夫にも気をつけていることです。食べながらしゃべると、うっかりやっちゃってえらいことに…。
母には10分後に再び呼びかけて続きの会話をしました。母、途中で切れたことも忘れていました。

 

月曜日の夕ご飯は
「いつものコンビニで今日はハンバーグを買ってきたの」と誇らしげな母。
これもやはり
「新しい味わいを開拓するなんて、なんてステキなの、母さん!!!」
と褒め称えました。この調子でいい気になって
新しいチョイスができるようになるといいのですが。


とてもおいしかったそうで、絶好調。よかったよかった。

ところで、いい感じのおしゃれストールつけてますが
母さん、それは多分
高齢者用のスタイ(お食事エプロン)です…。

つっこみませんでした。まあいい。

【過去記事です】過去記事見て思い出しました。またそろそろ情報集めに、新宿京王百貨店の介護フロアに行くかな。

おかげさまで、週3に増やした配食は順調に受け入れてくれています。
「おかずがいつも同じなのよねぇ」
「いやいやいやいや、
母さん、もし本当に同じだったら商売できなくなりますよ」
「それでも毎回届けてくれるのはとてもありがたいと思っているのよ」✨✨✨

どうした!? 殊勝じゃないですか、母さん!!!