認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

初めての「入浴、パス」_ヘルパーさん来訪66回目

前日夜、母に、訪問介護のことを伝え忘れました。
気づいたときには就寝後だったので
まあ朝から伝えればいいやと頭を切り替えて。
当日朝、来訪の1時間前にAlexa呼びかけをしたら(7時45分)
ちょうど母が起き出した時分でした。
日の出が早くなったので、母の起床時間も少しずつ早まる昨今です。

「今日はこれから、あと1時間後にヘルパーさんがお越しですよ。
お風呂だから、母さんゆっくりあたたまってください」
しかし、今ひとつ乗り気でない母。
お迎えする心構えがまだできていないので、まあしょうがありません。

ヘルパーさんがお越しの時刻にあらためてAlexaをつなぐと
すでにヘルパーさんが入室していらっしゃいました(母、うまくできました!)。

Alexa越しにヘルパーさんが
「お母様が少し鼻声でいらっしゃって
お風呂はいいわとおっしゃるので、今日は入浴支援はやめましょうか」
とおっしゃるので「そうですね。では今日は入浴支援はお休みをお願いします」
と伝えました。
鼻声は、母がまだ寝起きのせいです、は、
母の名誉のためお伝えしませんでした。

夕方は、配食屋さんから「今日は直接手渡ししました」のショートメールが届き
ちょっぴり楽しました(「夕食届きましたよ」呼びかけがなくてすみます)。
ルーティンの一工程が減るだけでもちょっと助かる気持ち。

 

服薬支援の呼びかけをすると、
母が寝間着の肩掛けダウンの上からエプロンを着けています。
もしやこのままコンビニに行っちゃったかしら…と思って聞いてみると
あたりを見回しながら考えて
「ううん、今日は行ってないわよ。今日はお弁当が来たし
お弁当が来る日は行かなくていいのよ」

お、おう。
母さん、お弁当は一日二回、毎日来ています…。
まあいい。


朝の「鼻声」が少し気になったので、通常の服薬に加えて、ビタミンC中心のサプリを飲んでもらいました。ちょっと苦労しながらもちゃんと探して飲むことができました。

裏を取るために、防犯カメラを追いました。寝間着の肩掛けダウンを着けたまま、散歩に出かけていました。ウォーキングポール2本使いでお散歩、すばらしいけど。まあいい。コンビニは行っていない模様です。

 

【母についての学び】
母は前夜から気持ちを作るタイプのようで
訪問介護については前夜ギリギリに伝えるのがベター。
うまくいくと当日朝一番に
「今日はヘルパーさんがいらっしゃるから!」と自ら言い出すこともあります。