日曜日の、日課の夕方Alexa呼びかけ。
「いつもと違うスカーフの結び方! お似合いです。
若々しくて素敵ですね」。
讃えたら喜んでくれました。
「いよいよ近づいてきたわね」と、私の帰省日について母が言うので
母が把握できていることに対して軽く驚きました。
やっぱり、最近ちょっと記憶の調子がいい気がします。
しかしよいときほど、落とし穴…注意。
「母さん、明日じゃありませんよ。私がそちらに戻るのは火曜日ですから」
「火曜日でしょう? わかっているわよ」
こちらが提示した情報を耳ざとくキャッチする母。
その情報を、あたかもわかっているかのごとく自分で提示してきます。
おかげで認知症をごまかすことができていることも。
ヌシも悪よのう(違)。
これはこれで貴重なスキルだと思うので、
このまま頑張って高めてください、母さん。
あと、人の潜在能力の底力とでもいいましょうか、
聴覚がかなり落ちているのに
こういうことができちゃうのは本当に謎。
ところで、前日に引き続き、
またにおいのことを母に尋ねてみました。
「母さん、今日いちばんいい匂いだったのはなんですか?」
「洗濯物の、お日様の匂いかな」
「…それ、昨日も同じだったからナシにしましょう。
ほかに、今日いちばんいい匂いだったものはなんですか?」
「……にんじん!!!」
に、にんじん…のにおい!? どういうこと???
「お母さん、人参好きでしょ?
千切りするやつでおろして
ゴマドレたっぷりかけたやつがおいしかったわぁ」
「それ、いい匂いなんですか?」
「そうよ~。とってもいい匂い!!」
するする記憶が出てきたのはいいのですが…
…まあいい。
「今日の夕ご飯はさっきコンビニで買ってきた
巻き寿司4個とおいなりさん3個のセットなんだ」は
5分間の短いトークタイムの中で、
3回リピートして教えてくれました。ふむふむ。
お洗濯もののお日様のにおい…って、
Twitterで結構ほめていただいたのになぁ。
いろいろ微妙ですが…
まあいい。