認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母の、残念な夏祭り

7月帰省時の振り返りです(今頃w)。
実は、帰省中に、
母がそれは楽しみにしていた夏祭りがありました
  

カレンダーにはあちこち❤マークでした。

母は屋台めしをあれこれ買って
夕食にするのをとくに楽しみにしていました。

 

実際はそんなものは全くいらないのに
事務局に寄付をしなくてはならないと思い込み
公民館などに寄付金の額面を相談し、
民生委員をはじめ、周りのみなさんを困惑させてもいました。

「母さん、寄付金はいらないんですって」と言っても
「フクは知らないから」
「民生委員さんはやったことないから知らないのよ」
(いやいや、お祭りの実行委員もガツガツやっていた方です)
と、聞く耳もたず
結局、寄付金を持って現場に行きました。


バランスは悪いですが、スタスタ歩く母。 
がっ。
開催場所の公園に行くと、
様子が、母のイメージとはかなり違うようです。


人だかりで、全然のどかでもなんでもない夏祭り。困惑している母。

事務局のテントに行ったものの
結局、寄付金を出さずに帰ってきました(ヨカッタ)。
自分の知らない人たちばかりだったのも驚きのようで。

 

期待の屋台めしは食券制でしたが、とにかく想像以上に人が多く、
感染症が怖い私は、一刻も早く母を帰したいと感じました。
「私がご飯を買っていくから、母さんはおうちで待っていてください」
先に帰ってもらいました。

私がひとりなので気は楽ですが
多動な母は待てない人。
20分待っても、屋台飯の行列は10メートル程度しか進まなかったので
やめやめ~と思い、方向転換して最寄りのコンビニへ。

 

屋台めしの代わりに、コンビニごはんアラカルトを買い込んで
うちに帰って母に食べてもらいました。
それはそれでおいしかったので満足げな母。


食べ散らかした後ですみません!!!青いコンビのご飯です

あんなに楽しみだった夏祭りが
母にとっては残念なことになってしまい
ちょっと気の毒でした。


まあいい。

母さん、次、行ってみよう!
もっと楽しいことがありますよ!