認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

腰椎圧迫骨折から3週間_今日もトコトコお出かけの母

先般の帰省時に
地域の高齢者サポートの一環で
高齢者全員に、地域のボランティアさんが作った
愛の「しもつき弁当」が、民生委員さんによって各宅に届けられました。

届いたお弁当を見たら、
おかずはなくて、鳥めしだけのシンプルなもの。少し懐かしい…。

ウチが貧しかったせいなのか、
幼い頃、母が炊き込みごはんやちらし寿司など
まぜご飯系を作ってくれるときには、お吸い物以外のおかずはありませんでした。
「だって、おかずがご飯に入っているから」、みたいなニュアンスです。

実家を出てみたら、よそのお宅はどうやらそうではなくて、
混ぜご飯系でもご飯はご飯、ふつうはおかずが付くモノだと知り
衝撃を受けたのを覚えています。
「え~、そんなに食べられないわよ」みたいなw。

配られた愛の「しもつき弁当」を見て、そんなことを思い出しました。
「あれ? こっちではやっぱり、鳥めしにはおかずなしが普通なのかな!?」
まあいい。

 

母がいただく鳥めしを、私もひと口だけいただいたら
こっくりしておいしい。
民生委員さんに「一口いただいたらとてもおいしかったです」
と、ショートメールを送ったら
「あの味はフクさんのお母様のレシピを、今もずっと守っているんですよ」
と返ってきて驚きました。
私は母の鳥めしを食べたことはほとんどありませんが
20年間もこうして受け継がれるのは素敵なことだと思います。

母は10年前まで、地域でのデイサービス的なイベントを催したり、高齢者が集まる食事会を開催したり
シャカリキでやっていました。母はこうした地域のボランティア活動を興し、軌道に乗せ、運営していた人でした。代替わりして、今もその活動はみなさんに受け継がれ、その恩恵で母もお弁当をいただいているわけです。もっともお弁当を見ても、母はそんなことは別に思い出さないようですが。

 

今日は腰椎圧迫骨折した母のため、臨時でヘルパーさんが入ってくださり
エアコンの調整などをしてくださいました。

Alexa越しの母はたいへん元気に見えます。そして
やはり期待を裏切らないというか
今日はひとりで、
家の近所のみかん山まで出かけ(上り坂10分)、

甘いみかんを調達してきました。

1袋で100円だそうです。
違う。そうじゃない。歩き回っちゃだめじゃないか!!!

「だって痛くないもん」と母。

もはや止めようがないのです。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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