認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

デイサービススタッフ・ケアマネ・母娘、四者打合せ

木曜日は早番で、8時45分から入浴支援です。
Alexa呼びかけするも、起きているようなのに見当たらず
玄関先の防犯カメラをのぞいたら
ガーン!!!! 久し振りに拒否発生なのか!?
ケアマネさんが、デイの説明にいらっしゃる,
こんな日に!?

 
キターーーッ!!!

 
ようやく母をキャッチできて(トイレだったのかもしれません)
何食わぬ顔で「おはようございまーす❤」と言ったら
「おはよう。今日は10時に
イベントの打合せの人が来るって言ってたでしょ?

だからヘルパーさんにはお休みしてって伝えたところよ」と母。
そうか、訪ねてくる人があることは覚えていて(10時じゃないけど!)、
その方への気遣いと、ヘルパーさんへの気遣いと、
どちらもあってあの張り紙だったんだな、母よ、勘違いしてごめんなさい。

「ヘルパーさんと連絡を取り合って
母さんの暮らしを最優先にするから大丈夫。
今日は先に、ゆっくりお風呂に入るのが大事です。
というわけで、まずは張り紙はがしてもらいましょうかね」
と言ったら、「そうね」とあっさり張り紙を剥がしてくれました。


デイサービスの担当さんは、Alexaの画像が乱れてよく見えませんでした。まあいい。ケアマネさんが、デイサービススタッフさんに、母のトリセツをたくさん助言をしてくださいました。感謝。

ヘルパーさんのあがる時刻に合わせて
ケアマネさんと、明日から伺うデイサービスの方がお越しになりました。
私もAlexaで遠巻きに参加。
母に概要を説明してくださっています。

 

母はすっかり舞いあがり、
「みなさんと歌うのはなんの歌がいいかしら」
歌の本を見ながら次々に歌い始めました。

ちょっとイタいですが、デイサービスの方には
素の母を見ていただくのがいいだろうと思い、
私はほぼ止めませんでした。
母の聞こえなさぶり、見えなさぶり、すっとぼけているところ、
フレームをなくした責任感とリーダーシップ&使命感を
スタッフの方に体感していただけたかと思います。
できればうまく再利用していただきたいものです。

デイサービスの方がお帰りになったあとで
ケアマネさんが母に付き添って話をしてくださっていました。
「どの曲がいいか」にとことん付き合ってくれて
歌本に付箋をつけてくださって
「明日、付箋をコピーして、みんなで歌う」ことになっています。

みなさんが支えてくだることが、とにかくありがたい。

「どのようにかはわかりませんが
母がめちゃくちゃ楽しんでデイサービスを過ごしてくれるようになりました」
というのが、未来のコマンドです。

 

夕方様子を偵察にいってくださった民生委員さんからも
夜9時に連絡がありました。

母、イキイキとした顔で嬉しそうに
「明日はまちに、歌を歌いにいくのよ♫」と語っていたそうです。

 

金曜朝、8時10分にお迎えですって。
ワクワクです。