認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

腰椎圧迫骨折の母、往復40分のコンビニに行ってしまう

金曜日の母は朝から陽気。どうやら、元気回復した模様です。
…一抹の不安もよぎりますが。


昼間、外でみかんを見て母を思い出しました。
母、みかん好きでスゴいんです。
そろそろうちのみかんは食べ尽くしてしまい、
みかんが食べたくてイライラしているんじゃなかろうか。

先般の介護帰省時も、圧迫骨折の受診からの帰宅後、
「みかんがない。ちょっと買いに行ってくる!」
母が出かけそうになるのを、必死のパッチで止めました(※腰椎圧迫骨折中につき)。
ちょうどそのとき、私自身も仕事の締め切りが迫っていて
すぐには買いに行けず、
「母さん、明日まで我慢してください!」と頼むも母はまったく聞く耳もたず。
3分に一度は「みかんがない!💢」

たまらず、万障繰り合わせて
近所のみかん山にみかんを買いに出かける羽目になりました。

 
べらぼうに甘いみかんです。

みかんを持って帰ったらようやく母が鎮まりまして。
…まあいい。


金曜夕方、お弁当を取ってきてもらうのにAlexa呼びかけしたら
「コンビニに出かけて、帰ってきたの。
そこまではよかったんだけど、
履いていたサンダルがすり減っていて
玄関で転んで壁で頭を打った」
とタオルで頭を冷やしながら母が現れました。

往復40分の坂道を、歩いて出かけたんかい!?
…期待を裏切らない母(違

危機一髪。
おかげさまで今回は、大けがせずにすみました。
ちょうど今日、認知症は記憶ができなくなるだけじゃなくて
注意力散漫になるのが大きな問題なのだと教えていただいたところでした。
母もそうです、注意障害がどんどん強くなります。
さらには母は耳が聞こえない、視野狭窄と視力低下で、
キャッチできる情報量が低下しています。危ない。

 

服薬支援の呼びかけのあと、
母から就寝までに3度電話があり、たびごと違う相談ごと。
最後は「寒いから暖房つけたい」でした。

まずい!! 19度設定だったから今夜は寒すぎるのか!?
寝室のAlexaで誘導して、エアコンのリモコンを伝えるも、
母はリモコンの文字が見えずに全くだめ…。

仕方がないので、押し入れの中に置いていた丹前を出して、
着てもらい、そのまま布団で眠るように指示。
明日ヘルパーさんがいらっしゃったら、エアコンつけてもらいましょ。


丹前着て暖かくなると、笑顔&お調子者が戻ってきました。いい夢見てね。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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