認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症、なう。でも、母は母親

前回の帰省時の振り返りです。

私は皮膚科で鼻横と下瞼の縁のオデキを
切除していただきましたが
想像以上におおごとになりまして。

それでも術後2週間後には順調に抜糸もできまして
めでたしめでたしでしたが
傷跡がなんだかジュクジュクしているような気がしたし
夜眠るときに引っかけるのがイヤだったので
就寝時は2つの傷がすっぽり収まるサイズのガーゼをあてて
休んでおりました。夜間だけですよ。

先般の帰省時は
ようやく母が腰椎圧迫骨折の受傷から
1カ月経つか経たないかで
まだまだ痛そうでした。

夜、母がトイレに起きる気配があれば、
2階からすっ飛んでいってサポートしようとしていた健気な娘。
毎日在宅介護していらっしゃるみなさん、たまの介護帰省で、意識が低くてごめんなさい。

で、帰省初日。
やはり夜間に気配がしたので、階下にすっ飛んでいき
母をトイレにアテンドしたのですが。

トイレに入った母が、トイレの中で
「うわーーーーーーーんん」
とギャン泣きしてしまいまして。
どうした、どうした、そんなに痛いのか!?
おろおろして、用を足しおわった母に、
「どうしましたか? どこがそんなに痛いですか? 背中? 腰???
いや痛いだろうけど尋常じゃない痛みですね」と聞いたら
「フクの顔が!! うわーーーん
たいへんなことになってしまった。うわーーーん」

私は自分ごとだし、毎日のことなので全く気にしていませんでしたが
久し振りに会った母は、
デカい絆創膏の私の顔を見て衝撃を受けていたたのでした。

「ごめん、ごめん、大丈夫、ぜんぜんきれいに治っています。
引っかけたら怖いから夜だけ絆創膏を貼っているだけですよ」
と言って、慌てて絆創膏を剥がして傷口を見せたら
「あら、ホント!」とピタッと泣き止みました。

 

以降は、母の前で絆創膏を貼るのはやめました。
絆創膏を貼らなければ、傷は母には見えないようで忘れてしまい、
以降、その話題は一度も上らなくなりました。忘却の彼方。

そういえば、小6のとき風疹でボツボツだらけになって
高熱で苦しむ私のために
鏡を徹底して遠ざけようとしてくれた母を思い出しました。

 

母は母。
老いてなお、娘を思う気持ちが残っているのを感じた一幕でした。
認知症、なう。でも、変わらないことがあるのでしょうね。
ありがたいことです。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

いちばん下までご覧いただき、ありがとうございました!!
よかったらポチってください。励みになります。
  ↓  ↓  ↓