認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

今年もおせち。認知症母と過ごすお正月

旧年中はお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

元日の朝、実家で母とお正月を迎えることができました。
1回目誕生日、クリスマス、通院…いろいろてんこ盛りでしたが
これが今回の帰省の最大タスクかもしれません。
母とおせち。


拝んだり、言祝いだり、「年の初めの~」と歌ったり、今年も母は忙しそう。

おせちは、配食をお願いしているお店にお願いしました。
今年も浮気はしませんでした。
高齢者も食べやすいように、小さく刻んであったり、
切れ目が入っていたり、あんしんあんぜんです。
配食屋さん、感謝します。今年もどうぞよろしくお願いします。

配食屋さんの店長とは昨日電話でお話ししました。今年で7年目のおつきあい。今年もお世話になります。

年の瀬には、年越しそばについては20回くらい
「買いに行かないと」を繰り返した母でしたが
おせちは3回リピートですみました。
「お正月のごちそうはあるの?」
「ちょっとぉ、娘をみくびらないでくださいよ!
私の性格、ご存知でしょう?」
「知ってる…」
これが切り札になったようで、以降は大人しくしてくれました。
母の腑に落ちる言葉を、サッサと探せるスキルを身につけたい。
…まあいい。

 

私が言うから、大晦日で元日で、ですが、
言われなければすでに、ほぼわからなくなっている母。
母、今ここの人です。
と、あなどっていたら、今朝は起床してきてすぐ、
母から

「あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします」
と挨拶されて驚きました。
おお、いい感じじゃないですか。

 

今年も「日日是好日」で、日々を慈しんで
暮らしていこうと思います。
たくさんの変化を味わおう。たくさん笑おう。
おそれず、かたまらず、いつもやわらかく。

…言うだけタダやしな。言うとこ。

 


年末新しい「大人の俳句ノート」をセリアで購入しました。昨年からはじまった母のたたのしみ。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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