認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母の仕事仕舞い


木曜朝、母の学習会のお友達(役員さん・84歳)から私の携帯に着信。
「お母さんのお加減はいかがですか」と連絡がありました。

私も、気になっていたのです。
母が責任者になっていた学習会、母は抜けさせていたきましたが
本来は年度末までの任期だから、
「名前はそのままにさせていただきますね」と言われたので
頭の隅でほんのり心配していました。心配性なもので。

【過去記事です。母に内緒で母の仕事を私が仕舞いました】

 

幸いにも私の杞憂で、
「なにも問題は起こらず、このあと年度最終の学習会を終えます」
ご報告いただきました。

電話の向こうで、みなさんの声がして賑やかだったので
現場からのお電話だったのでしょう。
「お母さんにひとことお伝えしたかったけれど
それがよくないかもしれませんから、娘さんに代わりにお伝えします」
とのことでした。お気遣い、いたみいります。

次の責任者は、世代の若い方にお任せするそうです。
よかった、よかった。

いただいたお電話で恐縮でしたが、ときどき母が
「学習会のときに転んで、テーブルの角で目を打って見えなくなった」
と言うのが気になり、真偽を伺ってみましたが
「そんなことは一切ありません」と教えていただき、安心しました。
…やはり作話だったか。まあいい。

 

へんなスイッチを入れたくなかったので
母には伝えませんでしたが
長年母が「長」として関わってきた学習会、
これで母の、正式な結びとなります。
母さん長らくお疲れ様でした。
そして学習会は、末永く存続されますように。
これで、母の最後のお役目が、本当に終了しました。

 

あのとき抜けさせていただいてラッキーでした。
そのあとすぐに腰椎圧迫骨折でしたもの。
電話をいただいたとき、母は訪問介護でした。終わりのときに呼びかけるとヘルパーさんが「何も問題はなくスムーズに終了します」とおっしゃっていました。訪問介護は今日は68回目。


母さん、これからも楽しくやっていきましょうぞ。