高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

散乱した実家を片付ける 後編

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大量のゴミ回収を市にお願いしたら、清掃車がお越しでちょっとびっくりしました。

2017年の1年間は、帰省するたびに大掃除していました。
キッチン、ダイニング、リビング、母の自室はその都度片付け、
母が過ごすのにふさわしい清潔な空間に調えていきました。
まずはゴミ箱を購入。信じられないことに、実家にはゴミ箱がありませでした。
生ゴミを台所にそのまま置くので、
水が漏ってゆかを傷める、害虫が発生するということになっていました。
そこで屋外に置く密閉式タイプのゴミ箱2つ(燃やすゴミ・燃やさないゴミ)購入。
ゴミ出しするゴミをここで一時保管。

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「無駄遣いしてもったいない!」と母にはこっぴどく叱られました。
いつもめっちゃ叱られてまーす! 私は全くめげません。


家の中にも、各部屋にひとつ、小さなゴミ箱を設置。
実家にはゴミ箱がなかったんです(しつこい)。
すべて100均で購入しました。

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ほかは、先に場所を決めて、帰省するたびに、順に片付けていきました。
大物に着手すると、当然大量のゴミが出ます。
環境的には申し訳ないことですが、3度に分けて大型ゴミを回収してもらいました。
 ※介護帰省時の私の作業は環境に優しくないというジレンマはあるんです。
  それはまたあらためて。
正確に言うと、大型ゴミの回収日を決めて予約し、
その日に合わせて片付けしまくるスタイルです。
一度目は一般の業者さん。2トンにトラックに詰め放題で、たしか2万円でした。
ゴミの分別はおかまいなしで、とにかく全部もってってくれました。ありがたや。
このときは、2階の片付けを中心に、キッチンを少々。


あとの2回は、市の清掃局に問い合わせをして、
これは一回3000~5000円くらいだったでしょうか(ちゃんと覚えていなくてすみません)。
大型ゴミ扱いで臨時対応してもらうことができました。
毎回ほぼ車庫が埋まるくらいのゴミでした。
「母さん、おれ、やったよ!!」
市の対応は、一般業者の回収料より圧倒的に安く、ありがたかったです。
行政、すばらしい。

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1回目は、2階の片付けとキッチンを少々。
2回目は、開かずの間だった座敷の片付けと、残りのキッチン掃除。
3回目は、最後まで残しておいた、“本丸”の納屋。
納屋は虫が怖かったので、本格的に寒くなるまで待ちました。


ようもまあ、溜め込んだものです、母さん。
と思いますが、ゴミは地層のようになっていて、時代を遡ることができました。
ゴミの層の一番下は、父が亡くなった時代です(1994年頃)。
だからとてもせつなくなり
途中からひとり、泣きながら片付けることもありました。


昭和一桁生まれの母は、物を捨てることにものすごく抵抗があり、
プンスカはマックスに達します。
私はなじられ、ののしられ、かなりヒドイ扱いを受けます。
ヒステリー起こして、「あーん」と泣かれたり、
ものを投げつけられたり。
しかし、きれいになった空間をことのほか喜ぶのもまた母。
私は「どの口が言うの!?」とちょっと思います。


今はもう大きな片付けはありませんからラクチンです。
小さな片付けをしながら、母の快適空間を調えています。