予定通り、兄も帰省してきました。
およそ1年ぶりの帰省です。母はたいへんうれしそう。
母と兄、ふたりで居間で盛り上がっていました。
(私は別室で仕事です)。
いつもなら、母は夜8時くらいになると
さっさと眠る仕度を始めますが、兄との話が止まらず、
この日の就寝は夜11時になりました。
ベッドに横になったあとも高揚したままの母、
「ねぇ11時だって! まだ9時だと思ってたんだよ!」
まるで幼い子どもみたいです。
よほど楽しかったんだねぇ。よかったね。
トントンしながらエネルギーを送っていたら、まどろんできて
「このまま寝て、明日の朝、冷たくなってたりしてさ」と母。
私が「そりゃ最高の死に方じゃないの。最後の晩に
息子と思いきりおしゃべりできて、幸せ満タンで逝くなら大往生でしょうよ」
と言うと、えへへと笑っておやすみでした。
大丈夫。翌朝はちゃんと起きてきました。
ほんのちょっとだけドキドキしましたけど。