認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢親への失敗アイテム「洋式トイレ用 トイレの踏み台」

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撮影のために座ってもらいました。ご協力ありがとう、母さん。「イージーゴープロ」と共に。

2017年秋に、母から
洋式トイレで力めない」と電話で訴えられたことがあります。
もうこのトイレを20年以上つかっているので
「洋式便器んいなじめない」というわけではありません。
困りました。母、腸の病気で入院したこともあるし。
お通じ、いのち。
常々私は
体の中に入れるのも大事ですが、出すのはさらに大事、と、思っています。
力めなくて、母の排泄が滞ってしまっては大変!
改善策としてさっそく購入したのがこちらです。


レビューを読んだ後で、説明書きにほだされて選びました。
トイレの踏み台「イージーゴープロ」。
〈現在は取り扱いありません〉

洋式トイレだと力めない高齢者や、
足が届かなくてぶらぶらしてしまうお子さんにいいそうです。

うちのんには、上のサイトの画像にあるような
ロゴぽいものはついていません。
現在、密林では見当たらず、代わりにアクセスできるのが
「スクワティポティー」洋式トイレ用足置き台 トイレステップ(下)。
「イージーゴープロ」を購入した際の説明書きに既視感があったので
隅々まで見てみると、
「イージーゴープロ」の説明書きに
「Squatty Potty社のデザイン、マーケティング担当だった
ウェンディ・クーパー氏が『本当に良い足置き台を作りたい』と独立し、
『easy Go pro』ブランドを立ち上げました」と記載してあります。道理で!

 

2017年11月に「イージーゴープロ」が届いてからは、
幸いなことに、母は一度も
「踏ん張れない」「出ない」を体験していません。
つまり一度も使用していない。
「イージーゴープロ」、現在はトイレットペーパー置き場になっています。
ちょっと割りきれない気持ち…。

 

本来は便器にぴったりくっつけて、洋式便器を使う際に、
白の台上で踏ん張る、つまり
洋式便器を和式便器のように使うための製品です。

撮影のために、正しい位置にセットして、
母に足を乗せてもらおうとしたところ
「膝が痛くてそんな鋭角に曲げられない、無理!」とのことでした。
残念。


つまり、今後も永久に使えないってことですよね?

ともあれ、どこかにコレが必要な方もいらっしゃるかと思います。
その方に届くといいです。

たとえ便器にぴったりつけてもわりとかさばるのでは?

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トイレットペーパー置き場じゃないか!

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余談ですが、高齢者用住宅改修補助でつけてもらった手すりが
ものすごく重宝しています。
つけるときは、母「絶対に使わない、いらない」といっていたのにね。
つけていただいてよかったです。

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 トイレって、やっぱりめっちゃ大事。