認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

マスク着用時の二酸化炭素中毒にご注意

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真夏のマスクにもずいぶん慣れてきました。
しかし、猛暑下ではやはりつらい。
昨日は途中水を飲まなかったこともあり、夕方帰宅するとのびてしまいました。
今年も熱中症道を邁進しております。

以前も書きましたが、母はマスク嫌いです。
しょっちゅうバスに乗ってまちまで出かけるので
「ちゃんとマスクつけてね」とは伝えるものの、きわめて怪しい。
決まって返ってくる答えが
「マスクをつけると、
自分の呼気をもう一回吸わなくちゃいけないから、
病気になる、死んでしまう」というものです。


「死ぬかーい!!」と即答したかったのですが
少し心許なくて調べてみたら、
今年、暑くなりはじめの頃に、マスクをつけて運動して亡くなった他国の方は
熱中症ではなく、
呼気由来の二酸化炭素中毒「高炭酸ガス血症」
と考えられるのだそうです。
母の野生のカンが正しかった(大汗)。
【こちらが該当記事です】

www.news-postseven.com

だからって、この感染拡大のさなか、どうサジェスチョンするべきか。
母はお出かけのとき、マスクを持ってはいるようです。
バスでは乗客全員がつけているので、それを見て、母もつけるらしい。
でも、途中ではずしちゃう。
「自分の呼気をもう一回吸わなくちゃいけ…(以下無限ループ)」

やはりADHDには、マスク着用はハードルが高い。
私は母の胸に
「わけがありますく」バッジをつけたいです(母の性格上、それも無理ですが)。

nlab.itmedia.co.jp

とにかく、苦しくなりそうなときはすぐマスクをはずして
新鮮な空気を吸い込む。
無理をしない、させないように
夏場はとくに気をつけなければいけませんね。

〝ぼんやり〟が始まった高齢者には
新型コロナの特性を理解することが難しいと感じます。
母は、お返事とノリはいいですが、ほぼ新型コロナの特徴を理解できていません。
そればかりか、私が実家でマスクをしているとめっちゃ叱られます。
「病気みたいだから、
マスクなんかしなさんな!!」


しかし、どんなに叱られても、
介護帰省中はマスク生活がマストです。
「これも母さんに、あと10年20年長生きしてもらうためですよぅ」で
明るくおどけて乗りきる所存です。

 

き、緊張してきました。

コロナ禍以前(50枚1000円以下)くらいまでに価格が落ち着いたら、
マスクをまとめ買いしようと思っていたのです。
今週は来ましたねえ♪
50枚700円台になり、購入制限なし。たんまり買い込んできました。
我が家は夫がエッセンシャルワーカー(スーパーの裏方で惣菜作っています)。
以前は会社から支給され、一日に2枚3枚と汚れたら自由に替えられたマスクが、
コロナ禍では1枚を二日間通しで使うことを余儀なくされ
しまいには支給がなくなりました(今も支給はされないまま)。
これだけあれば、春までマスクの不安なし。存分に仕事に打ち込んでいただきましょ。