認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

3年連用日記を始めました

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夏の終わりに3年連用日記を始めました。
日々の慌ただしさの中ですっ飛んでいく母の状況を
1行2行でいいから、メモしておこうと思いたちました。
日課電話で話したことや母の行動など、
ことがらだけを即物的に書き付けたい。
日ごとの一喜一憂ではなく、大局の中で捉えたい。


きっかけは、調べたいことがあり、昔の日記を久し振りに読み返したら
自分の記憶違いが発覚したことです。
私は今年、母に私の帰省日を忘れられてしまい、少し寂しく思ったと同時に
母の記憶障害が進んだと思っていました。

すでに3年前に同様のことが起きていました。
記憶障害はわたしのほうでしたわ (・∀・)


2017年6月16日(金)夕方6時、
羽田空港ロビーで搭乗を待つ私に、ブチギレた母から携帯に電話。
「あーた、もう今日は来ないのねッ!💢」
…この日は21時に家に着くという話を、前夜にしていましたが
すっかり忘れられていたようです。


書き付けたいのは、母の様子、自分の体調、仕事の様子。
捉えた事実のみを、極めて即物的に記録にする。
できるだけ感情と考察をまじえないよう記したい。
他者の批判をしない。ジャッジをしない。
記録として保存する以上、
ある日突然私が死んだときに、残された夫や母など
偶然目にすることになった人が、
1ミリもイヤな気持ちにならないものにしておきたい。


冗長な文章を書くとどんどん掘り下げてしまい、
話を深刻にしてしまうのが私のクセ。
ネガティブ盛りがうまいっ!!(違

思いや思考は、切り取って記さない限りは「ない」のに
文字にしたとたん必要以上の意味が生まれることがあります。
ほんの一瞬の、星の瞬きのような感情が
私がいないところで蘇ったら、記述が増幅してしまったらイヤだな。
楽しいことならもうなんぼでもいいのですが。


というわけで、自戒しつつ、即物的に記録する訓練を始めます。
ほぼ箇条書きの羅列。行間にできるだけ感情を入れないように。


これ買いました。B6サイズ。3年連用くらいが有用だし、ハードルも引くそう。この分量だと掘り下げずにすみそう!? ①日付入り ②1ページで3年連用 が私の条件。レビューを読み、製本が安心なこと、大好きなミドリ製品であることがチョイスの理由です(紙もよく、書きやすい)。※たくさん書きたい人には物足りない量です。

以前使っていた10年連用日記。B5サイズ。結局3年分潰して1日の記述にしていました。

3歳くらいから大学生まで日記を書いていました。高校生まではほぼ毎日。
残したくないので潔く処分しますが、近年のものは資料にするようになりました。
20歳の、夫に恋したときの日記帳だけは、今も大事に持っています。
見られて困るところは当然破りました。完璧です(・∀・)

【2020年9月28日追記です】

選んだB6日記帳、枠が私には小さくて…。
1カ月後にA5の日記帳(下)変更してしまいましたことを謹んで告白いたします。
自分の書く分量、認識しておいたほうがいいですよ。_| ̄|○

1年ももうじき終わるせいでしょうか。かなり値引きされていてラッキー。