高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

高齢母のとぼけ上手、さぐり上手

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日課の電話で。
水曜日、母は昼間に勉強会に参加して
「今日はお勉強したから脳みそが疲れた」と笑っています。
「でも、講師の先生がまた来年もやってくださるって!」
とてもうれしそうなので私もうれしいけど
母さん、その勉強会を仕切るのは、今年度限りって言うてはりましたよね?


ひとしきりしゃべってから、
「ところで、私が転んで頭を打ったの、いつだっけ?」
上手にとぼけて、こちらがつるっとしゃべるように誘導をかけてきます。
母はこの絶妙なスキルのおかげで、周りの人に
認知障害を気取られることが少なくてすんでいます。
それも善し悪しですが、本人は「隠したい」のでまあいいか。


「母さん、転んでえらい大変になってたのはお・と・と・い!
「あら、そうなの? もうずいぶん前のことだからいつかと思ったんだけど
おととい? あっそ~う!」 
※忘れていることが会話でバレますが、母はそれには気づかない模様です。ちょっとかわいい。


思い起こせば、
この電話の前々日にあたる月曜日の夕方、母から携帯に電話がありました。
出ると、第一声に「大丈夫だから、心配しないで」

ん??? ちょっと緊迫した感じで、
自分がこの手の連絡を行うときは、被災時なので
私が知らないうちに九州が被災したのかと緊張が走りました。

ふたたび、母が「大丈夫だから、心配しないで。水枕はどこにあるの?
よかった、大地震ではなさそうです。
……と言っている場合でもないのか。


「どうされましたかー。もしもーし、母さん、どうされましたかー、
おちついてー、なにがあったかゆっくりお話してください」
事故現場に遭遇した「恋つづ」佐倉七瀬風に呼びかけて、
玄関で派手に後ろにひっくり返ったこと、
下駄箱で頭や背中を打撲したことなどを
突き止めました。そしてとにかく気が動転している状況。

帰宅してから、アレクサの画像で母の様子を確認したり、
母のエネルギー状態を確認したりして、
本人のショックは大きいものの、深刻な状態ではなさそうなのでひと安心。
水枕や保冷剤で患部を冷やし、もしも吐き気が出たらすぐ救急車…などを指示。
こちらでできる範囲のTDEのエネルギー調整を行い、急場をしのぎました。
※民生委員さんに来てもらおうかと提案すると、「大げさなのはイヤっ!!」と断固拒否でした。まあ、気持ちもわかります。

翌朝、確認の電話をしたときにはすっかり復調。
夕方の日課電話では
「さっき公園で子どもとバドミントンしてきた」と言うので絶句。
多動のばあちゃん、恐るべしです。
まじ、こわいわ!!
……頭打ったの、忘れてないか? いや、多分忘れているよなぁ。
そして今日も朝からめっちゃ活発に活動しています…。


スリリングな日々でしたが、落ち着きました。
とにもかくにもよかったです。

 

【アレクサメモ】
アレクサのこちらの小窓、指でつまんで(ドラッグして)動かせることに気がつきました。
これで母に動いてもらわなくても、自分の小窓を好みの場所に動かせばOK。

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左下のピンク囲みが移動させた小窓です。アレクサで画像見ながら、電話でしゃべるのがすっかりデフォルトです。