認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

おせち食べながら認知障害現状を認識した

あらためまして、あけましておめでとうございます。
新年に、母とおせちを囲める幸せよ…。母の健康に感謝です。

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今回は結局Amazonでオーダー。31日に届けてくださるところを探して(今年は30日到着が多かった)注文しました。22年はいつもお世話になっている配食屋さんのおせちをお願いする予定。

晦日、日が暮れてからヤマトさんが届けてくださったおせちを
元日の朝に母が開けました。二人用の小さなおせち。
昼には私が帰京するので
できれば夜も、母にこれを召し上がっていただきたいところ。

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お雑煮は、青みと鶏肉を忘れました!!_| ̄|○
お出汁は劇的においしかったのですが、
残念ながら再現できません(偶然おいしかったw)。
まあいい…。
フォローしている方のつぶやきで拝見していた「モチワリ」、
やっぱりハンズで見かけたときに買っておくべきだったか…。

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雑煮のお餅は小さめに切っていますが、母が食べるのを見ながらドキドキしました。
また…、喉に詰まったフリをするんです、うちの母。
「ぐぅえーっ」って言うんです、わざと。
やめなさいって…_| ̄|○


おせちを眺めながら迷い箸。母、楽しそうです。
母「ええと、これはなにかな」
「玉子で巻いたサーモンかな」
母「そうね、サーモン。うん、おいしい。これはごまめ…おいしい。ええと、これはなんだろうね」
「玉子で巻いたサーモンだよ」
おせちいただきながら、母の現状をきっちり認識することができました。
1分前ももう記憶にないんだな。
完璧に「今、ここ」で生きてはるじゃないですか! センパイすごいぜ。


昼ご飯は、やっぱりカレーにしました。これを挟むと夕食のおせちのこりも楽しめるはず…。
といっても、キッチンで見つけたレトルトで、
外袋がないのでカレーかどうかもわからないし、
調理時間もよく分かりませんが、消費期限は大丈夫。
まあいい。たぶんカレーだろう。

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どちらのカレーか分からなかったけどおいしくいただきました。緑黄色野菜、パプリカのぬか漬けを添えて。お隣さんからいただいた白菜漬けに、黒豆をヨーグルトに混ぜたものもプラス。栄養万点だじょ。

1人前を半分にした量を、少量ご飯にかけて。
あ、少量ご飯パックも、Twitterで情報いただいたものです。

夜ご飯は、おせちの残り(悪くならないように玄関に置いています)を食べてほしいのですが
ほかにも気持ちだけ用意…。
なんかいつもより申し送りが多いな。多すぎる。無理っぽいか…。

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帰京する私を見送ってくれるとき、玄関に置いてあるおせちの箱を見つけて、

「これなに?」
しまった、ホントに完璧にわからないんだな。
「ごめんね、わかりにくいですね、おせちです。
そうだ、大きく書いておきましょう、お・せ・ち。食べ残しだけどね」
油性マジックで、表ののし紙に大きく書きました。母、納得。※写真撮り忘れました。


もちろん、朝おせちのフタを開けたのは母ですが
3時間も前のことを覚えているわけもなく。


申し送りが多すぎたことだし、夕方早めに電話して指示だししようと思います。


今年も無事に、実家のお正月。
まだまだ元気な母と迎えられるのがありがたいです。

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元日の夜、帰京。写真は元日の日の入り。強烈な追い風で、予定よりも25分も早く羽田空港に到着。いいぞ。ソラシドさん、今年もよろしくお願いします。