カメラ介護_認知症母の遠距離介護記録

92歳母(認知症でADHD、片耳ろうからの両難聴、弱視)の、見守りカメラを駆使した遠距離(東京~九州)介護記録。執筆者は1965生の娘(既婚、夫婦二人暮らし)。いろいろあるけど、まあいい! のんきでスミマセン。

高齢母、元気なときとは言うことが変わる

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今から30年ほど前。母がアラ還の頃は、
「子どもとはいえ、ひとつ屋根の下に一緒に暮らすのはちょっとね」と言っていました。
思えばあれは、母がまだ、身も心も元気だったからなんですね。


先日の帰省時、母に
「母さん、以前は、一つ屋根の下に一緒に暮らすのはイヤって言ってましたよね? 
今もイヤなままですか?」
と尋ねたら
「そんなことないわよぉ! 
一緒に住んでくれたら助かるに決まっているじゃない!」
若いときと今とでは違うんだそうです。
まあ、そうだよな。今じゃ娘は家政婦ですしw


そういえば、以前は「ピンピンコロリが理想」と言っていたのに
86歳で救急搬送されたあとにあらためて、
「ちゃんと聞いてなかったけど、延命措置はいりませんよね?」と確認したら
「そんなことないもん💢」とふてくされていました。
元気なときと、弱ったときでは、
言動が変わることも多いものです。私もそうなのかもしれませんw

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そんな母の態度をかんがみて
私のこれからの暮らしのスタイルはどこでどうなるのかしらと、
ふと考えることもあります。
現状の東京中心から、実家の九州中心になる可能性だってありそう……!?

まあ、私は別にどこでもやっていけるでしょうし、
流れ着いた場所で生きてくだけだ。今までも、これからも。
引越が多かった分、きわめて雑草的に、
「大丈夫。どこでだってほぼやっていける」という根拠のない自信だけが頼りです。

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