日課、夕方のアレクサ呼びかけで、日曜日の母。
夕ご飯は、デパートに出かけて買ってきた
穴子弁当らしいです。
1人分を半分ずつ2回の食事に分けて食べるのが母の流儀。
「最近高くてウナギは買えないけど、穴子なら手が届くから」が口癖です。
穴子弁当は700円台だったそうです。
“最近”高くて???
私が幼いときも(昭和40年代後期~50年代前半)、
「ウナギ」と偽り、穴子を食べさせていたではないですか、母さん。
そういえば、もっと幼いとき、昭和40年代前半は、
釣り好きの父がよく川でウナギを釣ってきて、
裏の小川にウナギのびくを垂らしてしばらく泥を吐かせてからいただいていました。
良い時代でした。
アレクサ通話がつがなった瞬間は多少くたびれていましたが
「とっておきを教えてあげましょう。今日は大河ドラマですよ」
と伝えると途端に生き返った母。
「主役の俳優さん大好き。初めてドラマに出るよね。
なんていう人?」
がセットになっております。
毎回説明するのですが、母の中にはまったく落ちません。
しかし毎回「ハンサムよねぇ。そしてすごくドラマが面白い」と言うので、
ハンサム最強。
だるだるでしたが…
シャキーン! ワクワク~!!
(目元が隠れているからわからないか。すみません)
お参りとか、戸締まりとか、なにもかもを全部終わらせて
ベッドで大河ドラマを見るのが最高だそうです。
とはいえ、正直言うと、ドラマのストーリーはもう追えない母。
先日帰省した際、リビングで一緒に大河ドラマを視聴しました。
正直に言うと、好きなドラマを母と視聴するのは避けたいのですが
仕方ない。サービスの一環です(違
案の定、20分くらい経つと、声をつけての母の大あくびが始まりました。
「母さん、お部屋に戻って寝たら?」と声をかけると
「いや、見る」。
10分経たずに「やっぱり寝る」と2階の自室へ消えていきました。
もしかして、母、
ハンサム俳優さんを拝顔すればそれでいい
…という疑惑アリ。
母を毎週シャキーンと元気にしてくれる吉沢亮さん、ありがとう。
やっぱりハンサム最強かも。
この際、ルッキズムとかおいといて。
「青天を衝け」は私も大好き。渋沢栄一翁にシビれます。
「昭和6年まで生きてんだからな!
これから先の人生のほうがなげえんだ、来年も継続してやれー!!」
と悔し涙をのんでますの。
Twitterで、渋沢栄一bot @EiichiShibusawa に、日々触れていますしね。
レイチェルカーソン名言bot @rachelecarson_20 にも日々触れて、襟を正しています。
10/17の第31話「栄一、最後の変身」だって、まだ上巻の最後まで行っていないんですから!
最終放送日は12月26日ですよ…_| ̄|○
※完全に時系列で記された評伝ではありません。念のため。
ちなみに私は昔から、下巻の表紙になったこの写真がとても好きです。好きというか、見ていると泣けてきちゃう…。
渋沢栄一と「青い目の人形」についての詳細はこちらに。
どれもすべて、紙の本の他にKindleもあります。
渋沢栄一の子孫で、玄孫でいらっしゃる渋沢健さんの執筆。わかりやすいです。
論語と算盤の現代語訳。王道。
お孫さんの鮫島純子さんがご存命で、バリバリ現役でご活躍です。今年の9月で99歳になられました。