認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

白状…時間認識に弱いわたくし

日課の夕方・アレクサ呼びかけがつながると
色とりどりのミカンを持って、汗だくの母が登場。

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みどり、黄色、オレンジ、色とりどりできれいなミカンは今年の初物。母の大好物。

ちょうど歩いて15分のお友達のところから帰ってきたところでした。
デパートで買ってきたお菓子をお友達に持っていって
帰りにミカンをいただいて帰ってきたそうです。
母、大好きなミカン。
お彼岸は過ぎましたが、15分歩くのにはまだ暑いかな。


母、昨日の予定通り北海道展をクリア。
穴子弁当を買ってきて、昼と夜に分けていただき、満足の模様です。
穴子弁当って結構おいしいわよ」
と言うので、思わず
「“結構”じゃないでしょう! すごくおいしいはずですよ!?」と突っ込むと
「えへへ」と笑っていました。
「バスに乗って出かけるけどこれも運動だから大事なことよ」らしいです。
結構、結構。

話していて、ふと、自分が母に嘘を言ったのかもと気がついて、
ブログを読み返してみたらやはり。
28日(火)の朝にアップした記事によると、
私は月曜日に母に、「明日は(水曜日だから)移動販売が来るよ」と
大勘違いして伝えていた模様です。少し凹みました。

しかし、火曜日夕方のトークでは、そんな話は一切出ませんでした。
話が余計ややこしくなりそうなので、母には詫びず。
100%私が悪い、私の間違いですが、
こういうときに私の誤りに突っ込まないでいてくれる、
きれいさっぱり忘れてくれるのは、
すごくありがたいなと思います。

白状すると、私は時間認識に弱いところがあります。
そのまま沼にはまり込むのが恐ろしく、
できるだけ自分の「弱み」に焦点をあてまいとしていますが、
ときどき失敗しています。
失敗を気にしないようにちょっぴり努力しています。

先週は中秋の名月を1日前倒しにしたし(過去記事)。


4月は飛行機乗り遅れたしな。

時間の逆算は決定的に苦手です。
スマホのメモでは混乱が生じるようになってきて、
最近は紙に書いて目につく場所に置くようにしています。

「明日の予定」が気になって、夜中に起き出して、
もう一度手帖や資料を確認するのはしょっちゅう。
ドキドキしたり、つらくなったり、
「日時の約束」は私にとって刺激が強すぎる。
本当をいうと、日時の約束が一切ない暮らしがしたい。
「何時になるかはわかりませんが、ほぼ毎朝いたします」というのが最もラクです。
これだとまずストレスにはなりません。

40代前半はこんなだったし。
睡眠不足で物忘れ(過去記事)。


できないことに対して凹みすぎないことも、大事なような気もしています。
自分が苦手だから、母が時間を気にするのが皮膚感覚でわかるしな。
できることなら、「苦手でいいじゃん…」てことにしておきたいなぁ。母も私も。