認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

やっぱり実家の出がけはドタバタで

実家を出る朝。
怒濤のごとく支度をすべて整えて、
ようやくほっとトイレタイムに入っていたら
母が💢モードで叫んでいます。
「何ノンビリしてるの、8時52分のバスでしょう、もう!!💢」

あわわ。
トイレから
「母さん、時間が違います、全く大丈夫ですから」と叫ぶも母の返事なく、
動けないこちらは声だけデカくなり、
舞台上で腹式呼吸で発声している状態で
「まだまだ時間はあるので問題ありません!!!」
(母、無反応)
「まだまだ時間はあるので問題ありません!!!」
(母、無反応)


焦りつつ個室から出て、
「母さん、ここに9時8分のバスと書いて置いているのにどうして?」
と尋ねると、
「そんな時間のバスはないっ!💢」
いえ、ありますから。_| ̄|○

 

出がけはいつもドタバタですが、気を取りなおして。
表に出て、玄関先につけたクリスマスオーナメントを確認したら
ふんわりうれしそうな母。

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「昨日は赤とか緑とか色がついてたのに、色が変わってる💢」ともなりましたが
「それは玄関の中に置いたツリーの色ですよ」とご説明…。
ホントは単色では地味でお気に召さないのかも!?w
まあいい。

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明るく別れましたが
羽田空港から着いたコールしたら
途中から感極まって泣き出してしまいました、母。
あわわ。

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それでも、夕方の日課Alexa呼びかけでは
ごきげんモードにスイッチしていました。よかった。
母さん、楽しく過ごしましょうね、お互いに。

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東京の家には手配しておいたAmazon荷物が到着。
ちょうどいい大きさの空き箱は、次の帰省に向けての備蓄箱に。
いつもの日々が始まりました。

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