認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

Wi-Fiルータ「Aterm WX5400HP」を遠隔再起動設定してみた

先般の介護帰省時、
購入した新しいWi-Fiルーター「Aterm WX5400HP」を接続し、
スマホに専用アプリ【Aterm ホームネットワークリンク】をインストールして、
スマホから、遠隔で、「Aterm WX5400HP」を再起動することに成功しました。

東京から遠隔でWi-Fiルータを再起動できるとなると、
日々Alexaで安否確認をしている私の、
遠距離介護のIoTクオリティがグンとあがりそうです。
つながらない! どうしよう!!がかなり解消できるはずですから。

購入した製品はこちらです。購入時に、遠隔再起動ができる機種を確実に選ぶことが大事です。

 

Wi-Fiルータのつなげ方は、取説を見てその通りにやればできると思います。
ただ、遠隔操作の方法は取説見てもよくわからなかったので
操作方法を残しておきます。

汚くてすみません。旧環境です。Wi-FiはNTTモデムに差し込んだカードタイプ(レンタル)でした。カードはこのあと返却となります。

 

contents

 


1)製品サイトを熟読

まず、以下の製品サイトを熟読します。

www.aterm.jp

2)アプリをインストール

続いて、iPhoneの@「Appストア」で(Androidは「Google Play Store」)
Aterm ホームネットワークリンク】を探してスマホタブレットにインストール。
関係パスワードなどを準備して、適宜入力していきます。

ちなみに、私がいつもひっかかるのが、管理者名とパスワードの入力です。
 管理者名:admin
 パスワード:器機に貼ってある個別の「WebPW」のことです。
しょっちゅうもたついちゃうんですよね。
一度入力したら再度問われることはないようですが、
保険として、ルータの製品シール(下写真)は撮影して保管しています。


初期の入力を終えて使えるようになったら、
スマホ専用アプリ【Aterm ホームネットワークリンク】を開き、
下のアイコン左から2つ目「装置一覧」から「詳細」をタップして
右上の歯車ボタンを(下写真2枚目)押すと、再起動ボタンありました。

  

試しに押してみると
隣の部屋からの遠隔操作でWi-Fiはちゃんと落ちました。
Echo Showのトップ画面(下写真)も「Wi-Fi電波ありません」マークが点灯。


そのあとしばらく経って、
ちゃんとEcho Showは通信できるようになりました。
やりました!! 成功です。

 

結論を急いで前後しましたが、
アプリをインストールしたあとは、上のサイトと見比べながら
アプリの使い方をじっくり試していくとよいと思います。
アプリのことはこれで一旦完了です。

3)器機の接続確認

ルータで接続しているものがすべて確実に動いているかを
順に確かめていきます。

実家の場合は、私のノートPC、複合機スマホタブレット
Echo Showが2台、リビングのエアコン1台、防犯カメラが1セットを
接続しています。

 

ノートPC、複合機スマホタブレット、Echo Showが2台はスムーズ。
各機器で新しいルータを選んで
パスワード(ルータに貼ってある「暗号化キー」)を入力するだけで
正しく稼働しました。
少々の手間だけでサクサク進みました。

4)落とし穴!? ブリッジモードに切り替え

しかし防犯カメラとエアコンがうまくいきませんでした。
防犯カメラは正しく作動し、カメラの情報がモニターに飛んでいますが
肝心の私のスマホアプリに、情報が届かなくなってしまいまして。

スマホのアプリが「モニターに接続」とか「サーバに接続」とか、
ずっとクルクルしています。かなしい。


スマホの防犯カメラアプリ「eye Security」画面です。ちなみに防犯カメラは、日本アンテナ「SC03ST」。
原因がつきとめられなくて、
防犯カメラ製品のトラブルサイトなどをしらみつぶしに読んだところ、
新たなルータとモデムのつなぎ方に問題がありそうだとはわかりましたが
検索サイトで調べたとおりに操作するも全然ダメ(操作方法が誤情報でした)
万事休すかと、振り出しに戻ってルータの取説を隅々まで眺めていたらありました
「別途利用のルータまたはルータ機能内蔵のブロードバンドモデムなど(←私はこれでした)接続する場合は、ルータ機能停止させる『ブリッジモード』を使用せよ」
だそうです。

製品底面のポチを「BR」に動かすだけでした!!
取説通りにやればすぐでしたが、
「防犯カメラがスマホに届かないときは」なんてエクスキューズはないので、
気づきの難易度が高かったです。

ブリッジモードにした途端に、防犯カメラ映像がスマホに来たので感動でした。
「二重ルータにご注意」って話なんですが、これ以上は私からは出てきやしませんw。

手元のスマホの防犯カメラアプリ「eye Security」画面。リアルタイム画像も、録画ファイルもOK! 東京から確認できるのは心強いです。


ブリッジモードにしたことで、エアコンのWi-Fi管理も引っかからなくなりました(こんがらがったときに一度アプリからログアウト。アプリ自体をアンインストールしてもう一度インストールしました)。

作業完了。20年選手だったテーブルタップも新調しました。手前の黒い箱、灯りがたくさん点灯しているのが今回のWi-Fiルータ、青いランプの小さい黒い箱は防犯カメラ用外付けHDD、置くの大きめ黒い箱がNTTのモデムです。


Wi-Fiのスピードは非常に早いと感じます。
格段にTwitter見やすいです(違
スマホで動画を見ても止まりません♬

 

5)コツは作業を帰省してすぐ行うこと

実家のWi-Fi環境を整える作業を行うときは
とにかく帰省してなるだけ早くとりかかることです。
不具合が発覚して、メーカーに問い合わせる予備日を見越して、
平日昼間の予備日(作業日)を設けておきます。

自分ではうまくいったつもりでも
実際に普段通り使ってみたら実はうまくつながっていないということが
起こりえます。

今回私は、ようやくつながったと思った防犯カメラが
リアルタイムでしか見られていないことに気付いたのが翌日でした。
防犯カメラと外付けHDDがうまくつながっておらず、
記録画像の蓄積ができていませんでした。
これでは防犯カメラの意味がありません!!
※ルータを変更したらHDDの初期化も必要だったのです。ぎゃふん。
 私は防犯カメラメーカーのトラブルサイトを読み込みました。

取説読んだり、製品サイトで調べたりしても
わからないときは
メーカーに電話で問い合わせて聞いてみるのが確実です。

6)「IPv6+」に申し込んでみた

新ルータへの接続作業は以上ですが、
4月に実家のインターネット接続方式も更新することにしました。

今回ルータやモデムのことで、NTT西日本やプロバイダに連絡し、
たくさん教えていただきました。そこでの話の流れで、
従来の「IPv4」から「IPv6+」に切り替えることにしたのです(次回4月の帰省時)。
これでまたまた、通信速度低下が緩和されるらしいです。
今回のルータチェンジで充分速度アップしましたが
できることは先にやっておこうと思いまして。
無料ですし。
またご報告します。