認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「母と朽ちる家」をただ受け入れる

昼すぎに、工務店さんがわざわざお運びくださいました。
母に「屋根の工事はしなくても大丈夫」と告げる、ただそのためだけに。


【しつこいですがこの件です。過去記事】

母に対して、ゆっくり丁寧に説明してくださいました。
「天井と屋根は、申し訳ないけど今のまま我慢してください。
壊れたりはしないし、大丈夫ですから。私が保証します。
今のままがいちばんいいですからね」
工務店さんの言葉を、母の耳元で、私が同時通訳して伝えると
母は、感極まって、涙ぽろりん。
「◎◎さん、困ったらいつでも呼んでくれたらすぐ飛んで来ますから
安心してください。ホント、いつでも来るけん」
温かな笑顔でした。私が感動しました。
私はいつかこんなおとなになれるかしら。

 

私に対しても、「東京からすぐに動けず困ったときは
いつでも電話してくれたらすぐに見に来るから。
夜中でも大丈夫。
本当に遠慮しないで連絡してきて」と声をかけてくださいました。

 

お見送り時に、全力で遠慮なさるのを押しつけるようにして
クルミッ子切り落とし」と中村屋の「新宿カリーあられ」を、
お持ち帰りいただきました。ほんの気持ちしかできなくて。
お車で帰られるのを母と見送っていて、曲がり角で母が手を振ったら
窓を開けて大きく手を振ってくださって。
泣けました。工務店さん、ありがとう。
よし。ひとまずこの件はクリア。私もいったん忘れます。

さて、前後しますが、
午前中は最寄り(バス停5つ分)の内科へ。
眼科からの、「眼底出血が糖尿病由来くさいので検査してきて」
を受けたものです。
その場の採血では「食後2時間で、血糖値は108だから問題なさそう」とのこと。
ひとまずよかったです。細かい診断は翌日わたしが取りに伺います。


こちらのクリニックでも、
受付時に、母の認知症と難聴について、
さらに遠距離介護中であることを申し送りしています。
あらかじめ伝えておくと、みなさんがやさしく、寛大になるので
ホント助かります。しかも私のスケジュールまで考えてくださりありがたいです。
ちょっとボタンを掛け違えると、
母はめっちゃ気のキツイ意地悪ばばぁですが、

きちんと掛けると可愛らしいばあちゃんになるんです。

 

この日の受診は皆さんのやさしさ・あたたかさで、母はごきげん。
母、アニメの、甲高いキャラクター声で、医療従者に
「(注射が)痛かったけど大丈夫!」(ハイジ風)
などお返事をして
「お母さんは面白い方ですね…」(失笑)と感想をいただきました。

ちなみに前夜「明日は朝から病院ですよ」と告げたときは
「フクはわざわざ私の病気を作ろうとしている💢」
などなど、こじらせちゃんでした。
温度差で風邪ひきそうです。
しかもやはり保険証等は今回も紛失…
保険証入れから、保険証だけが抜かれていて、代わりに銀行キャッシュカードが入っている始末。WHY!?
捜索の果てにノートの間から出てきました。
危うく捨てるところやで😭(こればかりはまだいい方法が見つかりません)

何度も聞かれて説明していますが
クリニックに何しにいったのかが母には理解できませんでした。
帰宅後、書いて説明するとようやく腑に落ちたようです。
母は書くとまだ少し理解できます。
ところが、実は私が、筆談用のノートを忘れて出かけてしまいました。
しっぱい、しっぱい。

まあいい。

 

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