認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

10分間すきま寝のすすめ

8:30AM。服薬支援のアレクサ呼びかけ。
朝っぱらから母がソファで横になっているのは珍しい。
声をかけると、
「昨夜は一睡もしていないの」と言いながら
憂鬱そうに、のそっと起き上がってきました。

ホントだ! これはおそらく私へのメモ書きですね!!
母、知恵が働きます。ナイスだわ。せっかくなのでメモ書きをしっかり見せてもらいました。

「昨夜は一睡もできなかった」
「昨夜は全然眠れなかった」
「昨夜はずっと起きていた」
…いろんなバリエーションがありますが
私が帰省している間もときどきあります。
実際には「いびきかいて寝てたやん!」と突っ込みたくなることしばしばです(シッ!
朝はフキゲン極まりなく、時が経過して気が紛れると元気になります。

もともと母は「睡眠不足」と感じることに弱い人。
感じた途端にフキゲン・ネガティブモードのスイッチが入ります。
若い頃からずっとそうで、私の幼い頃は21時を過ぎると母のバッドモードが酷かったです。
若い頃の母、忙しくてつらかったのかもしれませんね。
お客様がいらっしゃるときはそれがなかったので(外面がいい!!!)、
子ども心にお客様は神様でした(違。

 

「母さん、何か、心配事でも? 不安なことはありましたか?」
「ない! ただ眠れないのよ。きついからソファで寝ているの」
「眠れなかったなら、今は寝ずに、
頑張って起きているほうが
今夜ぐっすり眠れますよ」
とは言ってみたものの、きっと朝からたっぷり昼寝して
夜にまた「眠れない」パターンだろうな。
…まあいい。

母のように、体力あって、心も体も元気なら
熟眠障害や早朝覚醒、睡眠時間を
気にしすぎないほうがいいように思うのですが
Alexa越しに言ってものれんに腕押し、馬耳東風…。

最近の母が、「眠れない」というときは、肉体的な疲れが足りないときです。
ご存知の通り…体力が人並み以上にあって元気ですから。

 私自身は、眠りとは濃いおつきあいをしてきて、
最近は極めてよい関係だと自負しています。
昼間に眠くてつらくなったら、スマホタイマーを5~15分かけて、
デスクにうつ伏せ。できるだけすきま寝するようにしています。
※横になれる状況なら横になるの推奨です。でも30分以上の本気寝は、夜の睡眠の質に関わるのでよくない。
短い時間ですが、瞬間に地球の裏側に行くくらい深く眠るのでスッキリ!
もしも眠れなくて目を閉じているだけでも、少しラクになります(あまりないですけど)
最近は夫の昼休憩のときに、この「10分寝」を彼に勧めています。
はじめは訝しがっていた夫も、何度かやるうちに効果に納得。
目覚めシャキーンと、午後のパフォーマンスが上がっているようです。
そのせいで夜眠れないなんてこともありません。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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