認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

【介護の入口】介護認定は受けたほうがいいと思う。今はサービス受けなくても

 

2017年の大晦日に、
母が夜間に急性膵炎で救急搬送されたのがきっかけ
入院先の病院に民生委員と社協の方が病院に来てくださいました。
それまでの孤独な遠距離介護が
外部とつながれたきっかけでした。ありがたかった!
同時に病院でも、医療ソーシャルワーカー
今後の福祉サービスの受け方などを親切にレクチャーしてくださいました。

 【point】

 介護認定を受けたいときには、
 最寄りの役所、または社協
 あるいは地域の民生委員に相談しましょう。

 【別件ですが】
 トラブルやアクシデントは大きなチャンスです。


たとえ、デイサービスなどの利用や、
訪問介護を利用する、高齢者施設への入居者など、
まだサービスを受ける予定がなくても、
介護認定だけは早めに受けておくほうがいいと思います。
その理由は

✔介護はどんどんフェイズが変わります。
  介護認定を受けておくと、都度対応が早くなるはずです。
✔配食や、福祉機器など、思わぬものが保険対応でお安くなったりします。
自治体が実施する高齢者用の住宅改修費支給をいただけることも。
   手すりの設置などもでき、早め早めに準備できます。
   住宅改修って、階段やトイレ、浴室などに手すりをつけるなど、介護仕様にするアレです。
✔介護を密室に抱え込まないようにする。
   どんな形であれ、外部とつながることが安心につながります。

 
サービスは受けなくても、担当のケアマネさんがいることは心強いです。
なにか介護で困ったら、電話やメールで尋ねたらいいのですから! 
相談だってできるんです(無料)。
ちなみにウチは、ケアマネさんが決定して以降
約5年間は介護保険のサービスを

ほぼ受けませんでした。
ケアマネさんの所属する事業所の訪問介護などのサービスは
一切利用しなかったのです。
それでケアマネさんにイヤな顔をされたことはありません。
半年に一度くらい顔をみせてくださいました。
コロナ禍の最初に緊急事態宣言のときに、自分の行動が少し不安なときも
実はケアマネさんに電話で
「でも帰省しようと思うんです。母を一人にはできない」と相談し、
「そのほうがいいと思います。お母さんがひとりにならないほうがいい」背中を押してもらいました。
コロナ禍でもコンスタントに帰省し続けられたのは

ケアマネさんの理解と応援のおかげでもあります(まだサービス受ける前)。
【過去記事です。懐かしいな】

 

というわけで、たとえ被介護者(親御さんなど)が嫌がっても、
社協の方などに相談しつつ、まずは認定を受けておくのがおすすめです。
無理強いはよくないと思いますので
本人の意志を尊重しつつ、介護者もラクになるバランスを見つけましょう。
ホイホイ介護認定を受けてくれる高齢者も少ないと思います。
ものは言いよう。手練手管社協の方などに教わってください。

 

介護認定が出てから、「要支援」なら、社協社会福祉協議会が担当します。
「要介護」になるとケアマネージャーがつきます。

繰り返しますが、介護認定後に
施設の利用やサービ利用はなくてもOK。
サービス開始を急ぐ必要はありません。
しかも遠距離介護でも在宅介護でも、
困ったことがあれば今後はケアマネさんに問合せて、
介護のプロに相談できるんです! (無料)
この安心感は最高でした。
※実際に介護の計画書を作っていただいたのは、サービス開始時です(2022年)。
※地域差やケアマネさん自身の資質もあるかもしれず、まだサービスの利用がなくても、「遅かれ早かれいずれはお客様」と、ロングスパンで捉えてくださっていたのかもしれません。
※説明を受けても介護認定の結果が不服の場合は、都道府県の「 介護保険審査会 」に対して不服申立を行います。時間がかかると聞いていますが、奥の手もあるということですね。

このシリーズの次回は(!?)、
介護認定の現場をレポートしたいと思います。


 

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■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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