認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

【介護の入口】介護認定の訪問調査を受けるときの準備


服薬もスムーズにできました。母は今日も元気! Alexa呼びかけは、日に3回ベースが母は落ち着くようです


介護認定を受けるには2つのハードルがあります。
ひとつは介護認定の【訪問調査】で、実家に調査員がお越しになり、
被介護者の心身の状況や、介護状況などの聞き取りがあります。

もうひとつは【医師の意見書】を出してもらうこと。
要介護認定の申請書に記したかかりつけ医に
市町村が直接依頼するそうです。

contents

 

【医師の意見書】かかりつけ医の受診

初めての介護認定を思い出しつつ、まとめてみます。
母はかかりつけ医がいなかったので
たしか社協経由で、現在お世話になっている事業所のケアマネさんとつながって
「うちの母は、演じ方が上手で、外の人には認知症がわかりにくいです」
と相談し、かかりつけ医代わりのクリニックを紹介していただきました。
(事業所も遠くなので、クリニックも遠くでした)
医療機関には、「介護認定を受けたいので診察をお願いしたい」と申し出るだけでした。
ここでのハードルは、病院嫌いの母に受診してもらうこと。
医療機関には、あらかじめ用意しておいた申し送りを
受診時の受付で、母にバレないようにサッと渡しました
【受診時に渡すメモ書き】

 ✔本人は認知症の自覚なく、プライドが非常に高い。
 ✔片耳ろうで、左側からわずかに聞こえる程度。
    診察時は左から、大きめの声で語りかけてあげてほしい。
 ✔多動が強く、落ち着いて待っていられない。
 ✔お姫様気質。ほめられるとゴキゲンになります。

余談ですが、ウチは、医療機関受診時には
B6~A5サイズのメモと油性ペンの、筆談セットがマストです。
多動対応。

介護認定の【訪問調査】

認定調査員さんはあらかじめ決めた日時にお越しです。
日時を約束する際に電話で話すので
「先に用意しておくといいモノはありますか?」と伺えばいいです。
私もその答えに従って用意しました。
◎ここでも、医療機関に出したのと同じ内容の【受診時に渡すメモ書き】(上記)は忘れずに(汗

 

【過去記事 たしか2回目の訪問調査の記事です。用意した資料の様子がわかりやすいかも】

認定員さんが知りたいことは以下の5項目らしいので
それに基づいて被介護者が「できないこと」を伝えるといいと思います。
 身体機能・起居動作/生活機能/認知機能/
 精神・行動障害/社会生活への適応

ウチの場合は、
お客様が来て、自分のことをあれこれ聞いてくださるものですから

母の張りきるまいことか! 自分語りを始めちゃうしw、たいへんです。
体の動きをみるのも、元気百倍にスピードつけてキレよくやってしまいまして、
母の体が無理をしすぎないか、怪我しないかとヒヤヒヤします。

 

このサイトがわかりやすいので貼っておきます。

medical.francebed.co.jp

調査終了後、お見送りを兼ねて外に出たときに
今日はできたけど、普段はほぼできないことや
作話がすごかったことなど、気づいたことを伝えます。

 

だいたい以上です。
どんな介護をしているかなど、私自身への聞き取りもあったと思うのですが
ふつうに答えればいいだけなので問題ありません。
受けたい介護サービスのビジョンがあれば
明確にお伝えしておくほうがいいと思います。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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