認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症の腰椎圧迫骨折2カ月経過

腰椎圧迫骨折の受傷から、ほぼ満2カ月。
受診先整形外科の再々診でした。
前回からほぼ1カ月経過。
先生にも「大変順調」と太鼓判を押していただきました。
「でもコルセットは、念には念を入れ、あと1カ月つけておきましょう。
痛まないなら何してもいいです。動きの制限はとくにありません」
痛まないなら前屈みも構わないんですって。すごいな!

 

今回のレントゲン写真が2枚目。正直、私にはコルセットの線でよくわかりません。でも、先生がヨシとおっしゃるなら、もうヨシ!!

多点杖を卒業し、本日は通常の1本杖(行きつけコンビニから出てきたもの!)。

通院時の母の状態は、まるで定点観測をしているよう。
改善ぶりをひしひしと感じることができました。感無量です。

なにより、いつもはタクシーでコンビニに寄ってもらい、
お昼を買って、そのままタクシーで帰っていましたが、
今回は母が「コンビニで降りて歩く。今日の分の運動に」。
いつものコンビニで降ろしていただき、
お昼のコンビニ弁当を購入し、
一緒に上り坂を20分間登って帰りました。
最近は母、息が上がるようになったので、途中から手を引いて。引いてもらうと少しラクらしい。

 

夕方、母のボランティア友達のみかん農家の方が見え、
みかん好きな母のために
袋いっぱいのみかんをお持ちいただきました。
お友達には先に、
「母は目が見えなくなっているのでお姿がわからないと思います。ごめんなさい」
と伝えてから、母を呼んできました。
母、お友達を見て、咄嗟に名前は出ないのですが(私は先に伝えておきましたが)
お顔を見て(見えないはずなんですが)、涙を流していました。
うれしくてよかったですねぇ。

美味しいミカンのプレゼント

心をこめてアリガトウ

 

【ビックリ仰天の圧迫骨折の話】

行きのタクシーの運転手さんのお母様92歳は、転倒した拍子に、体の27カ所を圧迫骨折し、1カ所を骨折し…と伺って驚きました。お母様は4カ月入院して全快。今はすっかりお元気で施設で過ごしていらっしゃるそうです。シルバーカーを押しながらなら自力歩行もOK! 「1カ所圧迫骨折なんて、全然大丈夫ですよ」と笑い飛ばしてくださいました。「まちでふれあう高齢者は、みんな自分の親みたいに思うよね」とおっしゃるのに激しく同意(車の中でも母は認知症炸裂で、会話が全く噛み合わず、騒ぐし不穏だし、ちょっとたいへんだったのです)。14年間無事故無違反でいらっしゃって、そのコツが、怒りなどで気持ちが乱れているときは決して運転しないことなのだそうです。スゴイ方でした。


■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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