認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護帰省。でも100%寄り添うなんて無理

母はおそらく生まれつき、筋金入りのADHDで(推定)
近年はアルツハイマー的な認知症症状も追っかけで出ています。

木曜は朝から多動が炸裂。大いに翻弄されました。
朝食後、お帽子をかぶって外出の装いになっているので、
驚いて「えっ、どこ行くんですか、母さん」と尋ねると
「自分の用事でまちに出かける。
今日じゃないとダメ。ひとりじゃないとダメ」と主張。
「母さん、背骨が折れているからひとりでお出かけは危ないです。
そもそも目が見えなくてバスには乗れないでしょう」
と諫めると、
「そこに止まっている500円の福祉タクシーを使う」と言い張ります。
そんなものはありません…💦

強く引き留めましたが聞く耳は持たない母。
申し訳ないですが放置して、私は急ぎの仕事に着手していました。
100%のフォローはできない。なにか事故があったらもう仕方がない。介護者の私のせいだ。致し方あるまい。そういう小さな決断がホントはちょとしんどいです。ただ、これは私の気質の問題で…。

 

気にはなるので、仕事しながら、
スマホで母の様子を見ていました(内外の見守りカメラとAlexaで。超便利)。
母はその福祉タクシー?を探しに5分おきに、
何度も何度も家を出たり入ったり…。
しかももう杖もまったくついていません。
なんだその体力は!?
2時間位してようやくあきらめて、私の仕事部屋に母がやってきました。
「一緒に出かけてくれない?」(いや、急に言われても今日は対応不可)
ところが「どこへ?」と聞いても母、行き先がわかりません。
社協に福祉のお金をもらいにいくと言いますが
母の言うことがわからないので社協に電話すると
すでに年末のお休みに入ったようで音声案内が流れます。
「書類とか手紙はないんですか?」と聞いたら
「ない。電話で言われた」
「母さん、電話でお金のことは詐欺が多いですよ。
本当に社協ですか? 
給付金なら母さんの××銀行の通帳にもう入っていましたよ」
「あらそう。
何しに行くのかもうよくわからない」

犬のおまわりさんになった気分で困ってしまいました。
…まあいい。

 

気を取り直して。
母の寝室に服の山ができる気配を感じたので(下写真2枚目)
ハンガーラックを購入し、ハンガーでかけて収納してもらうようにしました。
全部母が見られたら混乱が少ないのではないか?
しかし、整理整頓が苦手な母が、自分の服を掛けられるわけはありません。
わかっているのです。…まあいい。
※次々に荷物の山を作り、「開かずの間」を作る傾向が昔から母にはありました。

 

もうひとつ、母のズボンがボロボロなので通販で購入。
散歩していて短めがよさそうだったので
股下55センチ「L」を購入。
丈はピッタリで、喜んでくれましたのでヨシ。
追加であと2本、このサイズで購入しました。


ところで、仏の顔も三度までと申します。
またもや食事の直前に間食をされたので
(お隣からいただいた鏡餅用の葉付きみかんを、5分目を離した隙に食べられてしまいました)
本当はここに葉付きみかんが入っていたのに…。


本日予定を変更し、
めっちゃ粗食にいたしました。

 
右から、残り物カレー、納豆、いただいた黒豆、炊きたてご飯、以上!

母は最後はふりかけで、ご飯軽く三膳食べました。

…え、もしかして、私の料理が口に合わないとか?

まあいい。
とりあえず、玄関のおやつボックスは引き続き隠しています。
母さん、明日はどう出る!?

 

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

いちばん下までご覧いただき、ありがとうございました!!
よかったらポチってください。励みになります。
  ↓  ↓  ↓