認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

被災時に実家に居合わせてラッキーでした

母が絶好調にごきげんなときに話を振ると
昨日のデイサービスで、お歌や踊りを母が教えるという話を
ちゃんと覚えていました。
「私も用意があるから
デイの前には、1週間前には教えてもらわないと。
教えるのは45分くらいでまとめたらいいんでしょ?」と言うのを聞いて、あわわ。
マジで指導する気になっていますが
ホントに大丈夫なのか!?

「いきなりそんな45分だなんて、10分からでしょ?
母さんの負担になってはしょうがないし、
本職がいらっしゃるんだから、顔を立てて差し上げないと失礼だし。
しかも、本職さんのときは、母さんも皆さんと一緒に歌わないと失礼ですよ」
と言うと「それはもちろん!」と母。
…まあいい!

ちなみに、昨日ケアマネさんとヘルパーさんと、
母のデイの件では大喜びしましたものの、
ケアマネさんからはひと呼吸おいて、
「まだ実際にはなにも始まっていません」と釘は刺されました。
「すべてはこれからなので、まずは私が必死で
◎◎さんにぴったりの、よいところを探してみます。

頑張りますッ」

さて、関西からやってきたきょうだいと合流しました。
まずはきょうだいのお誕生日のケーキセレモニーから。
母すごくうれしそうでよかったです。
きょうだいには、本人に協力してもらって悪いけど
「サプライズ風のケーキセレモニーをやるので協力してください」
と言うときました。
案の定、母は、「ねえ、ケーキはいつ?」となって
きょうだい苦笑。
「かあさん、(シーッ!)」とゼスチャーすると
ハッとしてうなずく母がかわいらしかったです。

夜11時過ぎに、きょうだいと今後のことを話しているときに
スマホの緊急地震警報が鳴り始め、
ガシャーン!などガラスが割れる音が2階から聞こえてきて
大慌てで母の寝室に走り、就寝している母のベッドに飛び乗り母の安全確保。
玄関を全開放しようとしたきょうだいは、あおり止めでパニックに。
落ち着いてから夜間のうちに、「危ないからはずす💢」と、
玄関のあおり止めは外しました。結果オーライだな。
熊本地震の本震のときも、私は実家にいました。
被災時に居合わすことができるのは本当にラッキーだと思います。今回もよかったです。

仏間の父の遺影が大破して、ガラスが粉々に砕けちりました。家の中、他の部屋の被害はありませんでした。おろらく父は父なりに、仏壇を1階に移動するのを、応援してくれているようです(夕方、仏壇でしみじみお願いしていました)。父さんありがとう!