認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

神風吹いて仏壇が滞りなく移動できました

豊後水道震源でそこそこ揺れた夜(介護帰省中)。
大破した父の遺影はガラスが見事に粉々になり
大げさでなく千のかけらになったのではないかというほどで
それだけで片付けるのに2時間を要しました。

😏

父が、身を挺して、「仏壇を1階に持っていけ」
言っているようです。
翌朝それを伝えると、母はもう「イヤだ」とは言いませんでした。
ちょうどその日が仏壇移動の便利屋さんが来る日だったのです。
…また、神風となりました。感謝。


お仏壇移動は3300円(税込み)でお願いできました。

便利屋さんのおふたりがまたまた感じのいいおふたりで。
居合わせたきょうだいが、しきりに感動していました。
「実家県にはこんなに気持ちのいい若者がいるの!?」
だそうです。

たしかに、物腰やわらかく、母を尊重してくださること半端なく、
仏壇の扱いもめちゃくちゃ丁寧です。
せっかく移すんだからと、こまごまきれいにお掃除までしてくださいました。
どうもありがとうございました。
その便利屋さん、庭木の剪定も大得意と伺い、垣根の剪定の見積もりもいただきました。
2万円でしてくださりそうです。うれしい。私の熱中症案件ともこれでおさらばか。

1階にお仏壇をお迎えしてご満悦の母。
「じゃあ一巻だけ読みます」と般若心経を読んでいたので
しっかり根を張っていただけました。

床の間にあった「日日是好日」のお軸は
以前この部屋を居所にしていた私が、日々のために購入したものを
母の寝室として明け渡す際にそのままにしていたものですが
母はこれがいたく気に入っていたようでして。
実は、床の間のお供えもこのお軸にしていたようです💦

 

なので、お軸を母がいつも見られる場所にしつらえ直したら
たいへん気に入ってくれました。


わかるよ。いいお軸だよね。

母にとって居心地のいい部屋になった模様です。
しかも介護者としては、
母のあんしん、あんぜんが、またひとつ確保されました。
\(^O^)/
Twitter(X)でお知恵をいただいた皆様、たいへんありがとうございました。

さて、夕方のおつとめの時間になって
「もう2階にあがらなくていいんだね」と母。
ものすごくうれしそうでした。
…やっぱりそうだったんだな。

よかったですね、母さん。