認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

入浴支援_認知症の母なりの努力_ヘルパーさん来訪88回目

月曜日は入浴支援でした。
入浴後にごきげんな母。
ヘルパーさんありがとうございました。

前回の帰省時のこと。
2日目の夕食時のダイニングに、
頭や服をフキンで完全にプロテクトした母が現れました。

前日にホットプレートを出して。焼き肉まがいのことをして、
油ハネが気になっていたようです。


そんな長いフキンはないのに、器用に結んだのかな…と思っていたら
翌日入浴支援をするときに答えがわかりました。


母は、ヘルパーさんに入浴支援をしていただくために
オリジナル湯浴み腰巻きを自分で作っていたのでした。

お手製の湯浴み腰巻き!!フキンを何枚か縫い合わせていました。

なるほど、このまま湯船に浸かればいいわけですね。
よく考えてあります。


昨年12月、腰椎圧迫骨折を機に、
ヘルパーの入浴支援が始まる際、
母のからだについての強いコンプレックスが
ひとつのハードルでした。

【過去記事です。そのコンプレックスについて】

それはクリアできてホッとしていたのですが
やっぱりイヤなものはイヤらしい。
クリアできたわけではなかったのですね。


ヘルパーさん達もこの湯浴み着の存在をご存知で
「こだわりがお強いので
デイサービスでの通常の入浴はちょっと難しいと思う」
といった判断をされています。

とはいえ、ヘルパーさんの支援を受け入れてくれたことは
大進歩でした。ヘルパーさんのスキルと、母の努力と。

 

関係ありませんが、前回の帰省時に母娘で筋肉自慢になった際に撮りました。
母自慢の上腕二頭筋です。