認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

Echo Show10での服薬支援_ヘルパーさん来訪69回目

朝8時すぎ。Alexaカメラをチェックすると
すでにすっかり起きている母。
早いな?

ヘルパーさんの来訪に備えているのかもしれません。
月曜日のヘルパー来訪は遅い時間で、10時半始まり。
昨夜は「早いのはしんどいから10時半はいいね」と言って
時間をメモしていた母でしたが…。
もしかして?

Alexaで呼びかけると、案の定
「もうすぐヘルパーさんがいらっしゃるのを待っている」。
「母さん、今日は8時半じゃなくて、10時半からなんですよ。ざんね~ん!」
と言うと、「えええ!? 予定が狂っちゃうよ💢」とプンスカの母。
いやいやいやいやいやいやいやいやいや…

「あと2時間だから、ゆっくりご飯食べて
洗濯してもらうものを集めておいてくださいな」
といなして一旦通信を切りました。

 

10時半、ヘルパーさんがいらしたときは
お風呂もすっかり溜められて
準備万端だったそうです(ヘルパーさん談)。
「母は朝からずっと、今か今かとお待ちしていたんです」
とお伝えすると、ヘルパーさんも笑っておいででした。


画面の端から時々カットインしてくる母。笑わせないでおくれ。

夕方の服薬支援のAlexa呼びかけ。
以前よりもマシとはいえ、それでも服薬はそれなりに難儀しています。
今日はEcho Show10の都合で画面が母を追いきれず、
「お薬はどこにもないわよ!」と訴える母に
「ここにあります」を的確に伝えられませんでした。
逆に言うと、Alexaがあることで
遠距離介護で服薬支援が基本はできるわけで、
ホントありがたいです。

入浴して気持ちよかったし
ヘルパーさんはよい人だし
「ホントしあわせ❤」なのだそうです。よかった。

おついたち参りの途中で
かわいいものに出会ってしまいました。私もしあわせ。

最近、高円寺のヒヨドリの数が激減したのを肌で感じて、渡っていったのかなと思っていましたが、中野の新井天神の満開の花の木に20羽くらいが盛大に群れていました。渡らず留まるのかしら。

 

しだれ桜が八分咲きだった新井薬師。いちばんの大きな桜はまだ1分。

 

界隈を歩いていたら出会ったさくらねこさん。よいお顔。
 

【Echo Show10での服薬支援】

使用するEcho Showは、「Echo Show10」の、勝手に被写体を追ってくれるタイプが欠かせません。呼びかけでつないで服薬支援をするほか、落ちついたときにカメラモードで、服薬カレンダーをチェックしたりもします。服薬カレンダーをカメラで追える位置に、Echo Showデバイスをセットするのもコツだと思います。服薬カレンダーは、私の帰省のタイミングにあわせて、1カ月分(4週間分、4枚)用意し、日付と曜日を記入した一包化したお薬をセットします。

※お薬をシートから出して飲む…ということがすでにできなくなっていましたので、薬局で「一包化」をお願いしています。一度に飲む分をひとつの袋に入れてもらっています。一包化は、医師に相談して、処方箋に指示していただきます。

※服薬カレンダーは母が最も使いやすいようにカスタマイズしています。帰省時に1カ月分日付と曜日を記入してセットします。

【過去記事:最初はこんな感じで苦労しておりました】

55enkyorikaigo.hateblo.jp