バス停で手を振る母。またひと月、元気でね。
帰京の日です。
お昼のバスの時間を気にしながら、
あれもこれもやっておきたいと焦ります。
母とのソーシャルディスタンスを気にかけなければと思っていたものの
実際には、食事と3時のお茶で、テーブル越しで話す以外、
私は家政婦さながらに家事で立ち働いているか、
自分の仕事でシャカリキデスクワークか、
母とはほぼ別室なのでした。
午前中、民生委員さん宅に、介護認定の報告を
東京土産とともに、ご自宅ポスト投函。
時節柄、お目にかからぬほうが互いに安心です。
5月の帰省は、もともと混雑期のGWを外して
エアーを手配していました
罹患せず、濃厚接触者にもならず、規制にも引っ掛からず
首尾よく帰省できるといいです。
昨日ケアマネさんに、来月の帰省について相談したところ
「できる限り帰ってきていただくのがありがたい。
やっぱりお母さんもそのほうが安心されると思いますし。
こんなときだからこそ」とのこと。
うれしい回答でした。
極力帰ってくるけれど、どうしてもダメになったときは、助けてくださいと
お願いしました。
いろんな正論があり、解があり、たくさん迷います。でも
「保菌者かもしれない私」をたえず意識しつつ、
母のQOLを高められるようサポートしていきたい。
私の場合は、そこはブレてはいけないと思いを新たにしました。
あくまでうちの場合は、ですが
母を混乱の中に置き去りにしてはダメだなと思いました。
というわけで、厳重装備で5月も帰るつもりです。
【ちなみにうちのケース】
・自分は極めて明晰だと思っている(そうではない)
・暮らしに何も問題ないと思っている
(そうではない。衣食住、とくに食・住がセルフネグレクト状態になる)
・外部のサポートを極度に嫌がる
・新型コロナ感染症のこと、世の中の状況はすぐに忘れてしまう
・「助けて」とは言わないが、ぼんやり困っているようだ。