認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

見守り台風一過

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「TELBO」の見守りドアセンサーで母の動きがわかります。

台風10号が通過中の夜のこと
母の部屋に付けた見守り用ドアセンサーが、しょっちゅう私のスマホを鳴らします(上の画像)。

最近の母はよく眠れているようで、夜中に起きる回数も減っていました。
「21:00」のあとは「07:00」(=夜寝たら次は朝)、なんていうことも多かったのに、
台風の夜は、母が恐くて眠れなかったことがすぐわかります。

ちなみに、ここ最近の母の寝付きはこんな感じ。夜中にトイレに行っていません(スゴイ)。

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だからといって、深夜に電話するわけにもいきません。
母を必要以上に驚かせてしまいます。
こちらは「tenki.jp」で母のまちの1時間ごとの降雨量と風速をたびたびチェックしながら、
この風雨なら家は問題ない(飛ばない)、大丈夫…と気持ちを落ち着かせながら眠りました。
ありがたいことに、台風の勢力が、当初の予定よりも少しだけ弱まってきていました。


朝、見守り用ドアセンサーの通知で母が起きていることを見計らって
電話をかけました。
「こわかった~!!」と母が機関銃のようにしゃべりだしました。
母、楽天家ですがチキンです。私もそう。チキンですが楽天家w。


昨夜は、風雨が強く、家がきしむ音(振動か?)が気になり、
2階の自室で寝ているのが恐くなって、1階リビングに降りてきたそうです。
この辺は、動物的なとてもいい判断だと思います。
母:「昼寝のときはソファでぐっすりなのに、夜ここで寝ようと思っても眠れないのよ!
しばらくニュースを見て、結局また2階のベッドに戻って
『ベッドさん、すみませんがまたお世話になります』って寝たわよ」

私:「今日はゆっくり過ごして、お昼寝するのもいいし、
夕方早めにお風呂に入って早く寝ちゃえばいいよ」
母:「そうだよね、ここ数日ずっと不安でビクビクしていたからね、今日はのんびりしよう」
って、結構やんちゃに過ごしたことはどこか遠くに吹き飛んでいました。
最強じゃないか、母さん。

私の電話の前に話中だったので尋ねてみたら兄でした。
離れていても子どもらからお見舞いの電話があって、きっと嬉しいに違いありません(とくに息子!!)。
機関銃のごときおしゃべりは、嬉しいせいもあったのかな。

【見守りセンサーについて】
私が使っている見守り用ドアセンサーは赤の振動センサーです。
ただ、ロボットと一緒でなければ使えませんのでご注意ください(ロボットに仕込まれた本体が、Wi-Fiを飛ばして情報を送ります)。
以下ユカイ工学さんのサイトをご覧ください。
※ほかに人感センサーや、部屋部屋センサーなど、目的に応じたセンサーがあります。

振動センサstore.ux-xu.com

 
テルボの時期は終わっていて、現在はボッコちゃんです。