高齢ADHD母の遠距離介護記録

88歳独居の母は、どうやら高齢者のADHDのよう。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

高齢母の被害妄想

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夕方の日課電話。
今日は外からで、顔の見えないふつうの“電話”でしたが
「もしもし」の声で、母の異常をキャッチしました。
…介護者のこの特殊能力に名前をつけたい。


聞けば、母が、百貨店の物産展で買ってきたおいしい果物を、
お隣さんへ庭の垣根越しに差し上げようと電話したら、
「果物はいらない」「電話してくるな」
と言われたとプンスカしています。

…そんなバカな。


8月の帰省時にお隣さんから、
「固定電話をひかり電話にしたら2階まで電波が飛ばなくなったので
これからは携帯にかけて」と伺いました。
もっぱら携帯電話がメインで、
というか、固定電話にかけてくるのは、もはや母くらいなんだそうです。


私「固定電話にかけないで、携帯電話にかけてきてと、以前も言われたからそのことだと思いますよ?」
と伝えるも、
母「いーや、固定電話も、携帯電話も、かけてくるなって言われたもん💢」。
聞こえの悪さと思い込みの強さからの見当まちがい。
難聴+認識障害、って感じでしょうか。


母「果物いる?って聞いたら、いらないって言われたもん💢。

そのあとお向かいさんに聞いたら『うん、いるいる~』って大喜びにもらってもらったからいいんだもん!!」


母さん、そういうふうに、他人様の対応やら個性を、比較するものではありません。
そして「いる?」と聞かれたら、「いいえ、結構です」と答える方も多いのですよ。


ええい、面倒くさい。


母が、「仲良く親密につきあいたいなんて思ったらだめね」と言うので
「そうよ、そうよ。そんなにおつきあいしなくても、
私が毎日電話しているし、月に一度はゆっくり帰るし、それでいいじゃない!」
「そうよね。娘がいるからそれでいいや」
(うまくかわせたのか!? ホーッ)


ADHDフルスロットルの母は、善意の塊、超ポジティブな
クセツヨ高齢者だと思います。
最初は「いやいや、お母さん、すごくお元気だから大丈夫!」
とおっしゃってくださってたご近所も
次第に少し様子がおかしいことに気づき始めているようにも思います。
…そりゃそうです。

正直なところ、母には、ご近所づきあいにあまり首を突っ込まず、
大人しくしておいてほしいなと思うのですが、致し方ありません。
できるだけ周りにご迷惑をかけず、平穏無事に暮らしてくれることを願います。


次回帰省時には、実家に掲示してある連絡先一覧の中から、
お隣さんの固定電話を完全削除しておきます。
起きたことは仕方ありません。…次回帰省時のご挨拶の品を考えましょ。