日課のアレクサ呼びかけ。
つい今し方、お隣さんにできたてのお赤飯とおはぎをいただき
ホクホク顔の母。私に見せびらかしています。
いいなぁ。私が今食べたい…。
「気にしていただいてありがたいですね。ご親切にねぇ」と母に言うと
「ホントそうよねぇ。ありがたいわ。
だから今度オロナミンCを、ご夫婦だから4本、差し上げようかと思って」
「ええと、それはいいんじゃないですかね。
私また、帰省するときになにか持って帰りますよ」
母のために箱買いしているので、オロCは実家にたくさんあります。
いただいたその場で「ちょっとこれでも持ってって」くらいならまだしも、後日オロCは…。
しかも母のこと。「ねえねえ、オロナミンC、いらない?」とか先に電話で尋ねてしまい、
想定外の回答を得て凹んでしまうヤツでは?
オロC4本。もしかして、相手を選んでしまう
微妙すぎるラインナップなように感じましたがどうなんでしょう。
わかりません。ただ、シュッとしたオサレマダムなお隣り妻さんの顔が浮かび
オロCとの親和性が気になりました。
そしてもちろん、母にはそれが全くわかりません。
……まあいい。
先般の帰省時に、お隣りにも例の南高梅の甘酢煮を差し上げようと
妻さんに電話したら、なんと直前まで入院していたとおっしゃいます。
「私ね、3日前に退院したところなの」。
驚きました。まだ伏せっておられる模様。
妻さんに代わって夫さんが出てこられ、ご挨拶の品をお渡ししました。
そのあとで妻さんからいただいた、
思いやりにあふれるショートメールがこちら。
このように人を思いやれる人になりたいなぁと思いました。
それから、お土産の褒め方が何とスマートなんだろうと感じ入りました。
私自身は、気の利いた言葉で感謝を伝えることがなかなかできなくて、
妻さんの爪のアカをいただきたい。
まあ、それも私の伸びしろですかね、これからの。
まだまだ伸びるで、育つんやで。
「奥さん」という言葉も「夫人」という言葉もイヤだし、「主人」はさらにキッツいわぁと思うのですが、だからといって代わりの言葉もないので、妻さん・夫さんで書いてみました。今回書いていて、あらためて「夫人」という言葉の破壊力にめまいがする思いです。夫婦関係における「主人」ということばが、人々の記憶から消えてなくなりますように。2021年、日本のジェンダーギャップ指数120位(156カ国中)。
過去記事です。聞こえない、忘れる、判断できない…いろんな要因が重なり、母がご近所づきあいをこじらせることもありました。明日は我が身だ、気をつけよう。