夫が「ね、嗅いでみて、大丈夫? 臭くない??」と、私に頭を差し出しました。
深呼吸して頭皮のニオイを嗅いでみる。
「オッケー! 全く問題ありません」
「ふん、よかった。いってきまーす」と出かけて行きました。
ふと子どもの頃の記憶が蘇りました。母もこんなふうに
よく「嗅いでみて」と頭を差し出してきたっけ。
母のはかすかに軽く洗っていないニオイがしました。
クサいとまではいきませんが、洗っていないニオイ。
当時の母の洗髪頻度はおおむね1週間に一度。
少し気になってくると子どもに頭を嗅がせる…。
子ども心に、嗅がせるほど気になるなら洗えばいいのに、とちょっと思っていました。
そりゃ頼まれたら嗅ぎますが。
夫が私に頭を差し出したのは、
半年ほど前にようやく湯シャンデビューしたからです。
シャンプー使わなくて本当にクサくないのかが少し気になったのでしょう。
湯シャンは、2カ月過ぎるとニオイはほぼなくなります。2カ月経つまでは皮脂が多くてツライ時期があります。それを超えると天国です(私の場合。人によるかも。私はロングでやりましたので。平安時代をイメージ)。毎日シャンプーしていた頃は、夕方、頭頂を3本指で押さえて臭ったら、洗っていないニオイがするけど、湯シャンになってからはそのニオイはたいへん薄いです。あれ、シャンプー成分と油脂が合わさったニオイなのかなと今になって思います。夫は1カ月でクリアしたように思います。
夫には湯シャンがとても合ったようで、
髪と地肌のコンディションが劇的によくなりました。
皮膚科にかかるほどのフケと頭皮の湿疹があり、
お薬を処方してもらうも全然改善せず。3年以上が経過していました。
「それさ、シャンプーやめたら多分治ると思うよ。
夫さんも湯シャンすればいいのに」と何度も誘いましたが固辞されていました。
負けじと誘うこと7回目くらい、
今年になってようやく試すようになりました。
やってみて、本人がいちばん驚いていました。
シャンプーだってそこそこいいのを選んで使っていたつもりだったのに。
かなり酷かった地肌はみるみる治るし、フケが激減するし。
「早くやるんだった」と言ってます。
ほれみたことか。😏
私は湯シャン歴6年くらいです。
といっても最近は、実家に帰ったとき、月に一度だけシャンプーを使います。
7年前くらいだったか、石けん系のシャンプーを探していたときに
石けん関連製品を取り扱う自然食品店で勧めてもらったモノです。
石けんじゃないけれど同等にやさしいらしく、「うちの一押し」とのこと。
使ってみてなかなか良かったので以降はもうこれひと筋。
とはいえ、使用1年程度でシャンプーを断捨離して湯シャンになったのですが。
最近では、しょっちゅう洗髪してしまう母のために、
なるべくダメージの少ないものをと、実家に置いています。母もお気に入り。
トリートメントは不要です。
先日、自分のヘアカットに美容室に行ったときに
母が頻繁に自分で毛染めをしてしまう話を美容師さんにしたら
「そろそろ90歳でいらっしゃるなら、
なにをやってもOKでいいと思うんです」
とおっしゃっていました。たしかに。
実家に送る用、未開封がうちにあったので、
ティトゥリーの精油(生活の木 製)と並べて撮影しました。
ティトゥリー精油は抗菌作用が高いといわれ、私はとくに冬場に愛用します。
あると安心な精油。
ユーカリ精油と共に、20年以上お馴染みです。
そういえば、禁煙したときも
精油のお世話になりました(このときはユーカリとグレープフルーツ)。
◎集中力を高めたいときにユーカリ精油。
◎気持ちを緩めたいとき、癒やされたいときにグレープフルーツ精油。
◎眠る前もグレープフルーツ精油。
※精油は、妊婦さんと乳児は使用できないものがありますからご注意を。
香料入れたり、アルコールで薄めたりした“アロマ”じゃだめ。
純度100%のエッセンシャルオイル(精油)じゃなきゃ、
働きは期待できないと思います。
おなじみの「生活の木」や「ニールズヤード レメディーズ」のほか、
最近は無印良品でも扱っているので、ハードルが低くなりました。うれしい。
私は以前から「マギーティスランド」が好きです。