高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

はじめての法事!?_開眼供養


日曜の朝に、夫実家の菩提寺から、
上京したご住職をお迎えし、
ご本尊と位牌の開眼供養を滞りなく結びました。

滞りなく?
いやいやいやいやいやいや。
そもそも、お寺さんを自宅にお招きして
お経をあげていただくということが
私の実家ではほぼなかったので(亡父の初盆のみです)
私にとっては初めての経験でした。

わからないなりに支度をしたものの
おそらく不備だらけだろうなと思いながら
緊張でたましいが口から出そうだった先週…。
ただ、たとえ私がやらかしても、
温かなご住職は笑って許してくださるだろう…
それだけが救いでした。

【ご本尊、位牌(二柱)の開眼供養でしたくしたもの】
◎新たにお祀りするご本尊と位牌
 ご本尊や位牌のサイズなどは
 事細かにご住職のご指示を仰ぎました。
◎仏壇についてもご住職のアドバイスをいただき、 
 市販の仏壇を新調することはしませんでした。
お布施3万円。車代1万円。
 お布施の目安は、ご住職に伺ったところ
 「お気持ちで結構。多いのは2万~3万円」と教えていただきました。
 車代は、とても足りない金額ですが
 もともとお越しになるご予定に、こちらがのっかってしまったので
 1万円にさせていただきました。
 どちらも白無地の祝儀袋(のし、水引なし)。
◎赤いろうそく。開眼供養のお祝いごと用に、赤いろうそくを準備しました。
 仏壇屋さんで購入。
◎いつものお仏壇のほかに(生花は儀式用に奮発いたしました)
 ご住職のお道具を載せる台を用意。


 仏壇手前には、ご住職の席、我々夫婦席と、丸椅子を2つ準備。
◎ご住職の昼食は次のお宅でと決まっていたので
 お茶とお茶菓子だけ準備。お茶菓子は甘いものとしょっぱいもの。
◎男性の服装が少しややこしく、ウェブや洋品店で確認すると
 開眼供養で「法要なし」はお祝い事になり、
 礼服で白ネクタイとのことでした。


都内で宿泊されていたご住職を、最寄り駅改札口までお迎えにあがり、
お連れしました。
ご住職はもう50年ほど、7月の東京お盆は
東京で檀家さんのお世話をされているそうです。

部屋にお通しして、ご住職には麦茶で喉を潤していただきつつ、
お道具関連をご確認いただき、
ご住職のご指示に従って、
ご焼香を入れる器や、儀式で使う水を器に入れて支度しました。

 

儀式が始まると、朗々と響くご住職の読経を聞きながら
やばい、ご近所になにも言ってないけど大丈夫だったのか!?
と思いました。これは夫も同様に思ったらしいです。
都会のマンション暮らしならでは!?

本尊とお位牌の開眼供養のほかに
お盆のお経も上げていただきました。
儀式の大詰めで
「では、これからお盆のお経も上げさせていただきます」
とお声がけいただき、
すみません、その分は包んでいませんが大丈夫でしょうか!?
頭をかすめました…(大汗 
やはり夫も思ったそうです。ごめんなさい。


特別なことが苦手な私は
実際に始まるまでは、あまりに緊張していて
もうこんな経験は二度とごめんです…と思いました。
でも、儀式が始まって
しまった、「ご住職をお迎えする」イベントではなくて
「ご本尊とお位牌の開眼供養」だった!!とあらためて気づき
自分勝手な思いに恥じ入りました。

 

自分勝手といえば、
今までとことん自分勝手にお祀りしてきましたが
ようやく公認の(!?)お祀りができるようになってよかったです。
ご住職に、
パスワードを入力してもらった感じ
ですかね(違。

 

ご住職の法話では、欲と怒りの話が身にしみました。
思い通りにいっていて、それが当たり前だと感じていると「欲」が出る。
思い通りにいかないと「怒り」が出る。
恥ずかしくて穴に入りたい気持ちでした。
きっとこのお話は、忘れないように思います。

 

そのあとご住職からメールをいただきました。
都内で次に伺ったお宅のお母様が
義母と同級生だったそうです。
不思議な偶然で、ご住職もびっくり。私たちもびっくり。
義母はとくにご住職に力になっていただいていたので
ご住職にお祀りしてもらっていちばんうれしいのは
義母だったかもしれないなと思いました。
「うれしかー」と、義母の声が聞こえたような気がしました。


東京我が家のエレクタ仏壇。

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