父方先祖のお墓の場所がわからないんですよね。
今すぐは無理でも、できれば見つけてあげたいなぁ。
40年前に祖母が亡くなったあとは墓守もいないはずなので。
小学生高学年だったか、中学入ってすぐだったか、
祖母の養女になる話が湧き上がりました。私が。
父は、他家の養子で兄弟はおらず、
祖母の姓(家)が自分で途絶えてしまうのが
祖母の心残りだったために、私にお鉢が回りました。
父もそれがいいと思ったようで。
私は「よその子になるのはイヤです」と、徹底抗戦。
それ以上の無理は言われず、その話はやがて終息。
日常が戻り、3年経たずに祖母は亡くなりました。
おそらく母自身が、私を「養女」に出すことに
形だけとはいえ、強い抵抗があったのでしょう。
今思えば、子が動揺しないように親が言葉を尽くして、
祖母の姓だけ継ぐことにしてあげればよかったのにとも思います。
祖母亡きあと、祖母が供養していた位牌…
祖母の先祖の位牌と、父養家の先祖の位牌はすべて、
私の母が引き継ぎました。
どちらもいずれ私が継いで供養することになるでしょう。
子がいないのでゆくゆくは合祀しなくては(大汗
実はこれら2つの家の、祖母方と父養家の墓所が
わからなくなっています。
転勤族の悲しさで、母も兄も知らないと言います。
でも、繰り出し位牌の中の法名を見ていたら
これらを頼りに探していける気になってきました。
祖母亡きあと、
初めてお位牌が我が家にやってきた日から
私は繰り出し位牌の中を見るのが好きだったのです。
もしかするとすでにヒントをくださっていたのかもしれません。
嘘です、もともと民俗学的なことに興味があるからなんですが。
法名の筆跡が手がかりになりそうな。
父が継いだ養家の法名(俗名は私の旧姓ですが血のつながりはありません)。古くは明治からで、みなさん真宗でいらっしゃる。
祖母の家(私の血縁)の法名。おひとり浄土宗の方がおいでです。大正から始まっています。
ちなみに、お墓の場所がわからなくなっていることに対して
母はまったく気にしていません。
朝晩自宅仏壇でご供養していることもあるので余計?
もともと父のお墓にも全くお墓参りしていなかった人なので
母にとってお墓はどうでもいいんでしょうねぇ。
私は気楽でよいです。
【過去記事:お墓参りに行かない母のいいわけです】