認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

奇跡、起きた_腰椎圧迫骨折


金曜午前。先に電話をして、ことの次第を話したのちに、
母の腰椎一番の圧迫骨折について、転院先の病院を受診しました。

今回のことがあって即座に購入した多点杖。よいお買い物でした。

まるで天国のよう。前回の病院と全然違います。
高齢者の患者さんが多いせいか、
医師もスタッフも、おだやかで、患者の話に耳を傾ける余裕があり、
困っていると誰かがさりげなく手伝ってくださって。
わかりやすく月とすっぽんでした。

いつもの母についての申し送りで、
認知症があるとか、多動とかを先に伝えていますが
先生は面倒くさがらず、母の話を聞いてくださいました。
「どうされましたか?」と訊かれて、母の一発目。
「目が見えなくてすごく困っています」
「そうですか。目が見えないのはおつらいですね」と返してくださる整形の医師。
後ろで深々と頭を下げるわたくし。

 

天と地ほど差のある病院の環境も充分オドロキですが
本当のオドロキはそれからです。
現状把握のためにレントゲンを再撮して、再び診察室に戻ると。
画像を見ながら先生が驚きつつ、
「ん~、もう治り始めている。
骨折した部分が修復されている様子が写っています。

この白い線が、修復の跡です」

 

1枚目が今日の画像。2枚目が以前の病院での画像(1週間前)。比較するために今日の画像は反転しました。今日のには、パテで固めたみたいな白いラインがくっきりハッキリ!

\(^o^)/

というわけで、独居、遠距離介護を伝えているにもかかわらず、
入院の「に」の字も出ませんで。
「峠は越えているからあとは時間薬ですね、うん大丈夫」
みたいなライトな感じだったのです。

✔ 多動で動く分はしょうがない。
    とりあえず外の散歩はできるだけ控えたほうがいいけど。

✔ 11月の末には、コルセットは夜間は外してヨシ
   ⇒今も「夜間はいいか…」となりそうなところを、思わず「もう少し頑張りますっ!」と私が発言。
✔ 90歳になって骨粗鬆症を薬で改善しようとしても無理がある。
  仕方がないことなので、食生活で改善レベルでいかが?
✔ 次の通院は2週間後、またレントゲン見て状況を確認しましょう。
✔ ソファで横になる、机にうつ伏せて寝るのはやめたほうがいいです。
✔ お風呂は娘さんがいるなら入っていいですよ。⇒コワいので11月までは我慢しますと申請。

たいへん驚きました。
なにより母も、痛がるわりには、昨日よりも動く速度が上がっています。

 

実際にレントゲン写真にリアルに現れたことには驚きましたが、
実はちょっと期待しておりまして。
骨の傷が埋まっているイメージが、私の頭の中でできあがっているし、
もしかして大丈夫かもという気持ちがありました。
ひとつは、Twitterでリプを寄せてくださったみなさんから、
とにかくたくさんエネルギーをいただけたこと。
知人エネラーもきっちりやってくださいました。
それこそ、エネルギーいーっぱいいただきましたから!
自分でもやりましたが、私は感覚が乏しくてわからんのです。


いいところまで行っていましたが、最後のひと押しというか、
確実な仕上げが必要だと思い、
TDE調整師さんに、木曜夜に、母の遠隔調整をお願いしました。
「あがいてから金曜日に受診」の、“あがく”がこれでした。

母に「秋田から遠隔でエネルギーを送ってもらいますからね」と伝えたら
1分後には「秋田の大明神さんがいるのよね」になっていました。
「人です、エネルギーを使うすごい人だけど、人です」と何度修正しても、
「秋田の大明神さん、ありがたい」と手を合わせる母。
…まあいい。


調整師さんが、圧迫骨折を修復されるいつもの方法そのままの画像だったので
かなり驚きました。
私的には充分「奇跡」でございました。

 

【余談】
その母。レントゲン撮影の際は、厚い扉の向こうからでも
充分に響き渡る甲高い声で「いたーーーーーい!!💢」と叫びまくっておりまして、
レントゲン技師さんにたいへん申し訳なかったのですが
撮影終了で身支度をととのえた母、シャキッと立って
「お見苦しいものを見せて失礼しました」
と、技師さんに頭を下げてお詫びしたのです。
…技師さん、失笑w。

 

とりあえず、母娘のペースで、治療に取り組みます。
「杖なしで歩けるようになりますよ!」
が今の母にとってのパワーワードであり、
やる気スイッチです。

帰宅後に報告したらケアマネさんも大変驚き、一緒に大喜びしてくださいました。