認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

見えない、聞こえない、認知症の人の新しい趣味

高卒以降で、私が実家で三が日を過ごしたのは、
母が大晦日に入院した2018年のお正月と
それ以前は、闘病中だった父が1/6に亡くなった1993年のお正月くらい。
どちらもお正月モードは皆無で、全く異なる世界線にいるような気持ちでした。
だから三が日じゅう、ほぼお正月モードで実家にいるなんて、
イレギュラーすぎて妙な緊張感があります。
お正月モードってなに…おせちがあること、かしら? 

今回は、母の配食が4日からスタートと知って、急遽
元旦に帰京だった予定を変更して、
4日早朝まで滞在することにしたのでした。
去年の今頃はまだ、毎日配食じゃなかったので、勝手がわからなかったのです。
思えばこの1年は母の状況もたくさん変化してきました。

でも、配食屋さんで手配したおせちのおかげで、台所仕事からほぼ解放され、
元日からしっかり自分の仕事ができるのはありがたかったです。
世の中がたいへんなときにはとくに、自分の持ち場をしっかり守るのは大事。

さて、私が仕事をしている間に
母はひとりでコンビニまで往復してきてくれて
しこたまおやつを買い込んできました。
年の瀬には、
「三が日は買い物できないから正月用のおやつを買って来た。
これは三が日分だからね」

と言って、しこたま買って来た母。


今日はライトに「おやつ(スナック菓子)を買って来たから食べよう」
と誘ってくるので
「母さん、それは私がいなくなってから食べてくださいね。
今日食べなきゃいけないものがたくさんあるんですよ。
これらはまた預かりますからね」

またもやあっさり、戦利品を私に巻き上げられ、母はふくれておりましたw。
※足のはやいものを優先しなくては! しかもお菓子でご飯を食べられなくなりがちな母をなんとかするのが台所担当の課題でもあります。

 

1枚目:母の今日の買い物分と、2枚目:私に取り上げられているお菓子箱。帰京時に返却しますw

 

おせちは、予定通りに2日の朝で完食したので、
2日夜はすき焼きにしました。
母も楽しそうでよかった。溶き卵もおかわりできたし。

 

テーブルに 鍋置き すき焼き 肉いっぱい

母が「ねえ、今年は2024年でいいの?」と尋ねるので
「そうですよ。母さんが西暦なんて珍しいですね」とのぞいたら
2冊目の俳句ノートの表書きを
私が書いた1冊目をまねて書いたらしい。


めっちゃドヤ顔。

でも、うれしそうだし、
「いつまで続けられるかな~♪」とごきげんだし、
見えなくても、聞こえなくてもできる
よい趣味が見つかって本当によかった。
100円ショップのセリアで啓示を受けたことに感謝します。

さあ明日は母の入浴!

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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