認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

踏み込んだ心配はしないことにした、今日のところは

移動販売の時間にAlexa呼びかけしたら、
心待ちにしていた週に一度の移動販売の日なのに
「お財布の中に1000円しかないから
今日はやめておく」。

まじか。
その判断は素晴らしいけれども、
そうか、金曜日に銀行で下ろせなかったからですね。

 

午後、やっぱり気になって
「母さん、印鑑を私と一緒に探しましょう」と持ちかけましたが
「そんなことしたくない。
今は楽しく歌って遊んでいたいの」


…お、おう。

なんとなくノリでそう答えたのだと思ったのですが
このあと見守りカメラで寝室を追ったら
(ひとりで探して困っていないか気になったのです)
ベッドに横になって、おうたを絶唱していた母。
まじ、絶唱。なんなら手振りもついていました…。

本当にお歌を歌いたかったのね!
私が知らない歌でした

 

エネルギー的にはなんら困ってはいないふうなので
ここは深追いしないことにしました。

たぶん、この余裕…財布以外に心当たりがあるとみました。
私から現金書留を送るのも見合わせます。

ヘルパーさんと電話で相談していましたが
他人が入ることに対していっそう強いガードを感じられたので(そりゃそうです)
「申し訳ないですが、この件については知らなかったことにしてください」
ということにしました。
せっかく上手くいっている訪問介護
おかねのことでミソをつけたくありませんから。

 

まあいい。

 

夕方、「明日は9時30分からヘルパーさんですよ」と伝えたら
早く起きて準備しなきゃならないのが気が重いけど
9時半なら気が楽だ、とのことでした。

母、いろいろわかっていてなかなかいい感じだと思いました。
できないことも多いけれども。