認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

91歳母に白髪でいて欲しいのは娘のエゴか

デイサービスでごきげんのあとは
まあこれが来るよな…。

想定内です。
母はバスでまちにおでかけ。

玄関の防犯カメラで母の行動を追いました。

どうやら家の中の時刻表がわからないらしく
バス停の時刻表を見にいって(9時28分に出かけて34分に戻ってきた)
次は「10時22分」と調べて、予定のバスにちゃんと乗れた模様です。
10時22分のバスに乗って13時22分のバスで帰ってきました。
防犯カメラありがたやー。

気温は25度なんですが、ダウンのジャケット…大丈夫なのか。それはさておき、杖なしで3時間のお出かけ。やはり母はかなーり元気になってきています、おかげさまで。

鉄は熱いうちに打て(違。
Alexaで、帰ってきたごきげんな母に「お帰りなさい」と呼びかけ。
「ただいまー」と帰ってきた母と、こういうやりとりができるのは
距離も時間も感じさせず、本当にありがたいです。


買って来たパンをAlexa前で食べる母。この状態は立ち食いなんですが、ここ数日母は私に食べて見せたがるような気がします。単に見せたいのか、一緒に食べたいのか?


「なにを買いに行ったんですか」
と尋ねたら
毛染め液でした。
母、デイサービスで張りきるのに、白髪はイヤな模様です。
これも想定内ではあります。
母のことです。週1のおでかけがデフォルトになったら、白髪染めをしたがるだろうとは踏んでいました。

でもなぁ。認知症の母にとって
白髪でいることは様々な楯になってくれるものと娘は感じるので
安心、安全のために、本当は白髪でいてほしい。

そんな娘の思いを母が聞き入れるとは到底思えず
かといって母は視力がかなり低下しているので
染めるといってもマダラで見苦しいことになってしまいます。
ならいっそ訪問美容さんにお願いしたほうがいいんですが…
※薬剤へのアレルギー反応が出るので、私が行うという選択肢はありません。
でも、安心、安全のために、本当は白髪でいてほしい…以下ループ。

 

きれいに染めてしまったら
どっから見てもハツラツばあちゃんで
その分、風当たりもきついだろうし
ゴメンですまないことがたくさん出てきそうで
チキンな娘はモヤモヤしています。