認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

自分のぼんやり加減がヤバい

f:id:huku1910:20201014205609j:plain

母の目薬は、開封したてにブラッシュアップ。心機一転です。

 

「眼科に行きますよ」と母に言うと、「ヤだ」。
「あそこに行くと、黒い線が見えるようになるからイヤ」と言います。
 ※1カ月前に、同眼科で後発白内障手術をしました。
母の認識はあながち間違ってはいないと思いますが、
眼科先生がこれをお聞きになったらさぞやがっかりされることでしょう。


今回帰省して、術後用の目薬が見当たらないので尋ねたら
しばらく「ない、ない…」と探していましたが、
突然「冷蔵庫の中。暑い場所に置いておくと悪くなるから避難させた」
あれま。思い出せた。ちゃんとしてはりますやん!
冷蔵庫の野菜室に未開封の目薬が、3種・全6本、
ドアポケットには使いかけの全3本の目薬がありました。


あれ? 3本は3本だけど
同じ番号がふたつある? 3種じゃなくて、2種??ちょっとよくわかりません。
母は5分おきに順番にちゃんと点眼できていると主張するので
まあいい、と、どうせ翌日受診するんだからと放っておきました。
1カ月の間に私のほうが現実についていけてないかも?

 

とにかく受診です。
「イヤなことは先に済ませましょうね」と言って、朝から母を眼科に連れて行きました。
残った目薬も持参するよういわれていたので持っていきました。
ちゃんと点眼できているかどうかのチェックです。

診察時に先生が
「ひとつ、目薬③がさせていませんね。
目薬①が2つ開封されていて、①①② で点眼されているようです」と言われて
唖然としました。そっか。私が忘れてた。
ややこしいことに、①②③が各3セット処方されていたのです。
なんかヘンだなと思ったのは、やっぱり、「おかしい」のが正しかったんだ。

 

帰省してからこちら側、そこの確認が全然できていなかったわたし。
右目の点眼は、
白内障手術がまだなので、進行を遅らせる薬だということを
眼科でようやく思い出しました。もう、私がボケボケ。
ちょっと不安になるくらいのボケっぷり。
それでも、この先もこれで、生きていくのです。
もう少しちゃんとしよう、自分。

f:id:huku1910:20201014004518j:plain

ところで。
母に、トイレのカレンダーのワンコの落書きについて尋ねました。
「あのワンコたちが大好き。とても平和な感じがするから、
“平(へい)”ちゃんと“和(わ)”ちゃんと名前をつけたのよ」
だそうです。
母さん、私は話を聞きながら、「そうか、ピンちゃんと、フーちゃん! かわいい♡」と想像していて、ハッとしました。母が知るわけないのか。

平和と書いてピンフー♪