認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

やらかしました。私が。鍋こがし

年を重ねるにつれ、ながら仕事がヘタになってきました。
もともと、何かに集中すると、いともたやすく状況を忘れてしまいがちです。
弱火調理が敗因のひとつかもしれません。

普段から、調理中はキッチンタイマーiPhoneのタイマーの多用でしのいでいましたが、
タイマーをかけ忘れたらどうしようもありませんな。


タイマーのかけ忘れは、調理のすべり出しの瞬間のこと。
そこで徹底しておかないととんでもないことになってしまいます。
母のこと言えへんやん…と青くなりました。

当然キッチンから調理のニオイは漂ってきて、普通はそれで我に返るのですが、
ちょうど昼時のこと。
自宅周囲には飲食店も多く、
この時間帯には、風にのって、いろんな料理の匂いが入り交じります。
「はぁ、香ばしい匂いがするなぁ。お餅の料理かな」と呑気に思いながら
キーボードをパタパタ叩いていました。忘れるって、そういうことです。


ちゃうちゃう、自分やン。

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1枚目)左側の縁、色が変わってますやン。金属アレルギーがあるので、毎日作る汁物用には、陶器のお鍋と木製お玉を使っています。

2枚目)ばぁ。茅乃舎のだしがぁぁぁぁ…。※だしパックでおだし取っていました。お餅が焦げたような芳しいニオイはお前か。昼食に帰宅した家族が部屋に充満した香ばしいニオイを嗅ぎ取り、「今日はお雑煮!?」と言いました。ほんま茅乃舎が泣くで。


鍋の温度が自然に下がってからお湯を張ってしばらく経ったのち、亀の子たわしでコゲを落としたのちに、重曹みがき。

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そのあとさらに重曹でコシコシ。鍋中にやや黒みは残っていますが、まあこのへんで勘弁してもらいますかね。このあと完全に乾かしたあと、酢水でゆで卵つくりました。

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陶器製の鍋なので洗剤を使わないようにして育てています。
いつか、お水を入れるだけで、鍋肌から風味がしみ出してダシになる
…ようなのに憧れますけどね。


さて、消し忘れ再発防止策としては、
持ち場を離れるときのタイマーセットを徹底、
今のところはこれしかありません。
持ち場を離れないのがいちばんなのですが。


鍋は上のような状態でしたが、ガスコンロの火は自動消火してくれていました。
リンナイガステーブルの安全機能、
Siセンサーコンロのおかげです。

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自宅で使用しているのは上位機種ではありませんが
Siセンサーはついていて安心。

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左はしのお知らせサインが点滅し、消火してくれていました。いい仕事をありがとう。

ちなみに実家は安心・安全の「セイフル」です。
ぼんやりの多い母がまだガスを使えるのはこのおかげ。

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ちなみに、東京ガスにはこんな見守り制度もあります。
高齢親見守りだけでなく、自分にもよさそう。

適宜自分の状況を把握し、対策していく所存です。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp